総合設計演習
Comprehensive Architecture and Urban Planning
担当者
Instructor
野澤 千絵(ノザワ チエ)/Nozawa Chie
時間割
Schedule
春火3/Tue3,Spring
春火4/Tue4,Spring
春火5/Tue5,Spring
授業コード
Class Code
X6F0240101 単位数
Credit
3
授業科目区分
Subject category
科目ナンバリング
Numbering code
授業回数
Class frequency
15回
受講対象学科
Department for enrollment
建築学科
【サブタイトル(Sub-Title)】

現代都市の課題と建築の今日的役割を学ぶ

【講義の目的・内容(Course Purpose and Content)】

本演習は、設計製図・建築設計・まちづくり系の演習などで習得してきた知識・技術を基礎に、具体的な場所を設定し、調査を通して課題を発見し、建築の初期条件を設定したうえで解決策を示し、批評を加え、創造的な建築プロジェクトを完成させるプロセスを学ぶことを目的としている。 それゆえに本科目は、単に建築単体を提案するのみでなく、社会の動向を建築的に理解し、企画から設計までの一連の流れを理解し、個性のある提案を構築させることをねらいとしている。また本演習は、卒業設計に取り組む前の建築設計製図のトレーニングの仕上げとして位置づけられている。
今年度は、まちづくりとして貢献しうる空き家リノベーション計画の設計をテーマとする。

【学修到達目標(Learning Objectives)】

(1)社会状況の変化のなかで、建築・都市に関わる分野における課題を具体的に指摘できる。
(2)課題の分析を通じて解決策とその実現に向けたシナリオを論理的に提案することができる。
(3)具体的な解決策としての建築物を主体的に提示することができる。

【講義スケジュール(Lecture Schedule)】

社会や実務のあり方を意識した課題を設定し、エスキスチェック、グループディスカッション、講評会を通じて分析や提案を段階的に積み上げていく訓練を行う。
1. ガイダンス、課題説明
2. 現地見学会・チーム分け
3. エスキスチェック・グループディスカッション(1)基本構想(まちづくりとの整合性)
4. 講評会(1)基本構想
5. エスキスチェック・グループディスカッション(2)基本計画(法規・ヴォリューム・動線)
6. 講評会(2)基本計画
7. エスキスチェック・ グループディスカッショ(3)基本設計 (1)動線計画
8. エスキスチェック・ グループディスカッション(4)基本設計 (2)構造計画
9. 講評会(3)基本設計
10. エスキスチェック・ グループディスカッション (5)実施設計 (1)仕上げ・断面詳細
11. エスキスチェック・ グループディスカッション (6)実施設計 (2)家具・外構
12. 講評会(4)実施設計
13. エスキスチェック・ グループディスカッション (7)実施設計 (3)プレゼンテーション
14. 外部講評会
15. 最終講評会(フイードバック)

【指導方法(Instructional Method)】

実際のまちを対象とし、産官学民連携によるPBL(Project Based Learning)としてグループワークを行う。
(1)設計の根拠となる設計条件を分析・提案するプランナー的な役割を果たすグループ、(2)解決策としての建築物を提案する技術者的かつ作家的な役割を果たすグループに分かれ、ロールプレイを行う。これにより、グループディスカッションによる相互批評、ワークショップ形式による意見集約、模型、ボードを用いたプレゼンテーションなど、コミュニケーションに必要な基礎的な技術を習得させる。
第9回、第12回、第14回に特別講師を招聘する予定。

【事前・事後学習(Supplementary Individual Study)】

事前学習として、空き家問題、空き家再生、人口減少社会のまちづくりなどについて理解を深めておくこと。加えて、エスキスに際して、前回に指示した内容だけでなく、各自で必要と考える事例調査・文献調査・調査データを収集・分析するなどの事前準備学習を行うことを求める。
事後学習として、エスキスやグループワークでの議論の論点を整理し、自ら改善計画案を作成すること、

【成績評価の方法・基準(Grading Criteria and Method of Evaluation)】

成績評価は、(1)エスキスにおける取組状況・内容(25%)、(2)外部講評会におけるプレゼンテーションや質疑応答の内容(25%)、(3)最終成果物の内容(30%)、(4)振り返りレポート(20%)により評価する。

【受講要件(Requirement of Attendance)】

特に定めない。

【テキスト(Textbooks)】

テキストは特に定めないが、関連する行政資料等についてToyoNet-ACEにてアップするか、配布するので、各回のノートとともにファイリングしておくこと。

【参考書(Reference Books)】

・「白熱講義 これからの日本に都市計画は必要ですか」、蓑原敬・饗庭伸・姥浦道生・中島直人・野澤千絵・日埜直彦・藤村龍至・村上暁信 著、2014年、学芸出版社、2200円+税
・「プロが読み解く 増改築の法規入門」、 ビューロベリタスジャパン+日経アーキテクチュア著、2016年、日経BP社、4104円+税

【関連分野・関連科目(Related Fields and Subject)】

都市・建築関連分野科目
社会制度、哲学、芸術分野科目他

【備考(Note)】

【添付ファイル1(File No.1)】
【添付ファイル2(File No.2)】
【添付ファイル3(File No.3)】
【リンク(URL Links)】