公民連携演習Ⅰ⑦
担当者 関 幸子(セキ サチコ)
年度 2019授業コード XM220081A1 科目ナンバリング
対象年次 1 授業形態 実施形態
時間割 春火7 開講キャンパス 大手町サテライト 教室
単位数 2 主たる使用言語 日本語 実務教員科目 タイプA
授業科目区分 SDGsの本質と日本政府のSDGs政策を学ぶ
授業回数 15
受講対象学科 公民連携専攻修士課程
【サブタイトル】

日本の環境政策、エネルギー政策と経済

【講義の目的・内容】

SDGsは、2015年に国連のサミットで全会一致で採択された2030年までのアジェンダ目標である。先進国を含む国際社会の全体の開発目標として2030年を期限とする包括的な17の目標と169のターゲットを設定。「誰一人取り残さない」社会の実現を目指している。日本では2016年から総理大臣を本部長に「SDG推進本部」を設置し、「SDGs実施方針」「拡大版SDGsアクションプラン2018」を決定。
昨年から具体的にSDGs未来都市選定を行い、各自治体のSDGsへの取り組みを支援している。
当該演習では、注目を集めているSDGsの本質と日本政府、各省庁、自治体のSDGs事業を学ぶ。
指導教授である関幸子は、SDGs未来都市選定委員であり、政府の最前線の考え方を授業する。

2年次の受講生に関しては、それぞれのテーマ研究について、その問題の捉え方、調査分析の方法などを、報告・発表を行い、教員と受講生の相互議論を重ねながら、最終の論文となるよう指導を行う。

【学修到達目標】

1 社会課題を自らが気づき発見できるようにする。
2 その社会課題を分析、調査しながら自らが解決方法を考えるもしくは事例から解決法を学ぶ。
3 ゼミでの議論や発表を通じて、自らの考えや意見を明確に相手に伝えるスキルを身につける。

【講義スケジュール】

第1回 オリエンテーション
第2回 国連によるSDGs決議とSDGsとは何か
第3回 日本政府のSDGs戦略
第4回 SDGs未来都市の動き
第5回 環境省「地域循環共生圏構想」 
第6回 経済産業省のエネルギー戦略
第7回 民間企業によるSDGsへの取り組み
第8回 事例研究(カテゴりー1)事例研究に当たってはあらかじめ講師が最新の動向を踏まえて
   参考になると評価した事例につき、その理由毎に5程度のカテゴリーに分けて研修します。
第9回 事例研究(カテゴリー2) 
第10回 事例研究(カテゴリー3)
第11回 事例研究(カテゴリー4)
第12回 事例研究(カテゴリー5)
第13回 受講生発表(グループ1)受講生の発表にあたっては、あらかじめ問題意識を確認の上
    同種の論点ごとにディスカッションしやすいようにグループ分けします。なお、勤務の都合等による
    日程調整は配慮します。
第14回 受講生発表(グループ2)
第15回 総括

【指導方法】

講義形式を中心にするが、受講生による発表、質疑応答の時間、意見交換の時間を多くし、受講生の積極的な参加を図る。

【事前・事後学修】

・講義時には関連資料を配布しアウトラインを説明するので、それを用いて自分で事後学習を行うことを推奨する。
・予め招へいするゲスト講師を発表するので、HPなどで内容や評価を把握して課題を想定しておくこと。講義終了後は自ら訪問して現場を経験することも推奨する。

【成績評価の方法・基準】

レポート内容(30%)と授業(70%)への参加度を評価する。

【受講要件】

地方創生、エネルギー政策、環境政策、官民連携に興味のある学生

【テキスト】

授業の中で指定する。参考資料は配布する。

【参考書】

その他、参考資料は配布する。

【関連分野・関連科目】

【備考】

【添付ファイル1】
【添付ファイル2】
【添付ファイル3】
【リンク】