【サブタイトル】 |
地域経営と地域リーダー論 |
【講義の目的・内容】 |
人口減少と高齢化の中で、日本の地域経営は厳しい局面を迎えている。加えて地方創生が総合戦略から実践へと動き出しているとともに、世界の主要国のTOPリーダーも変革の時を迎え、国レベルと地域レベル、市民レベルの各階層のリーダーの役割がますます、大きくなってきている。 本講義では、行政や自治体、NPO等の組織において、リーダーシップとは何か、時代環境とともにどのように変化してきたか、そして、変化が早い現代社会や新しい組織環境においてどのようなリーダーシップが必要とされているのかを明確化させていく。その上で、リーダー人材にはどのような能力あるいは行動が求められているのか、加えてリーダーシップの開発、獲得方法などを、実際の事例研究や地域のリーダーとの交流を通じて学んでいく。 特色ある地域経営、まちづくり、産業振興をしている地域や事業に焦点をあて、その戦略構築と実践する過程で、リーダーがどのような役割を果たしているのか。首長や行政だけでなく、経営者、女性、アーティスト等のリーダー像も検証する。 |
【学修到達目標】 |
1 今後の地方経営を進めるにあたり、政治、行政、市民、企業等の各層におけるリーダー役割を学ぶ。 2 リーダー論を通じて自らがリーダーとなる資質を身に付ける。 3 議論や発表を通じて、自らの考えや意見を明確に相手に伝えるスキルを身につける。 |
【講義スケジュール】 |
第1回 ガイダンス 第2回 一般的なリーダーシップ理論の整理① 第3回 一般的なリーダーシップ理論の整理② 第4回 地域リーダーシップの理論的考察と類型化① 第5回 地域リーダーシップの理論的考察と類型化② 第6回 東洋のリーダー論 第7回 日本のリーダー論 第8回 リーダー実践講義① 自治体市長 第9回 リーダー実践講義② 自治体市長 第10回 リーダー実践講義③ 自治体市長 第11回 リーダー実践講義④ 地域・市民リーダー 第12回 リーダー実践講義⑤ 民間企業 TOPリーダー 第13回 リーダー実践講義⑥ 民間企業 TOPリーダー 第14回 履修者発表及び意見交換 第15回 履修者発表及び意見交換 |
【指導方法】 |
講義形式を中心にするが、受講生による発表、質疑応答の時間、意見交換の時間を多くし、受講生の積極的な参加を図る。 |
【事前・事後学修】 |
・講義時には関連資料を配布しアウトラインを説明するので、それを用いて自分で事後学習を行うことを推奨する。 ・予め招へいするゲスト講師を発表するので、HPなどで内容や評価を把握して課題を想定しておくこと。講義終了後は自ら訪問して現場を経験することも推奨する。 |
【成績評価の方法・基準】 |
レポート内容と授業への参加度を各50点で評価する。80点以上をA、70-79点をB,60-69点をCとする。59点未満を不合格する。Aの中で極めて優れている者を1名、S評価とすることがある。 |
【受講要件】 |
地域リーダーに関心がある生徒の参加を要件とする。 |
【テキスト】 |
授業の中で指定する。参考資料は配布する。 |
【参考書】 |
ジョン.P.コッター「リーダーシップ論」ダイヤモンド社 野中郁次郎「地域創造企業」 クーゼス・ボスナー「信頼のリーダーシップ」 |
【関連分野・関連科目】 |
|
【備考】 |
招聘するゲストは、現段階のものであり、変更する場合がある。またゲストの日程で実践講座の日程が変更する場合がある。 |
【添付ファイル1】 |
【添付ファイル2】 |
【添付ファイル3】 |
【リンク】 |
|