公民連携演習Ⅰ⑫
担当者 五十嵐 誠(イガラシ マコト)
年度 2019授業コード XM221142A1 科目ナンバリング
対象年次 1 授業形態 実施形態
時間割 春土4 開講キャンパス 白山 教室 8202教室
単位数 2 主たる使用言語 日本語 実務教員科目 タイプA
授業科目区分
授業回数 15
受講対象学科
【サブタイトル】

PPPを多面的かつ柔軟に理解し、実践的な活動に結びつける

【講義の目的・内容】

1.地域や都市の分析と課題・問題点の明確化を行い、それに対してPPPの視点からの解決策を提案できるような能力の涵養を目的とする。
2.ゼミの進め方としては、まずは講師を含めた輪番で、それぞれの問題意識に沿った論文、レポート等を持ち寄り、事業や政策実現に向けた建設的な討議を行う。その上で、共同プロジェクトのテーマを設定し、具体的な提案に結びつくような検討作業を行う。
3.そうしたゼミ運営の延長線上で、受講生の取り組む課題研究の助言・指導を行う。

【学修到達目標】

PPPの必要性・有効性をそれぞれのケースに応じて、明確化し、提案まで行うことができるような基礎能力を涵養する。特に今後のPPPの展開の中で求められる柔軟な発想と現実化する力を互いに磨きあうことを期待している。

【講義スケジュール】

第1回    オリエンテーションとし、講師の問題意識とゼミの進め方についてを行う。
第2回    各自の問題意識に基づくテーマに関する議論①(2名ずつ、順番を決めテーマ発表・議論を行う)
第3回    各自の問題意識に基づくテーマに関する議論②(同上)
第4回    各自の問題意識に基づくテーマに関する議論③(同上)
第5回    各自の問題意識に基づくテーマに関する議論④(同上)
第6回    共同プロジェクトでの検討テーマに関する議論
第7回    共同プロジェクト作業進捗報告と議論①(全体をA,Bの2班に分け、A班の報告と議論を行う)
第8回    共同プロジェクト作業進捗報告と議論②(全体をA,Bの2班に分け、B班の報告と議論を行う)
第9回    受講生の取り組んでいる課題研究に関する中間報告
第10回    共同プロジェクト作業進捗報告と議論③(全体をA,Bの2班に分け、A班の報告と議論を行う)  
第11回    共同プロジェクト作業進捗報告と議論④(全体をA,Bの2班に分け、B班の報告と議論を行う)
第12回    受講生の取り組んでいる課題研究に関する報告と議論①(2〜3名ずつ報告を行い、議論を行う)
第13回    受講生の取り組んでいる課題研究に関する報告と議論②(同上)
第14回    受講生の取り組んでいる課題研究に関する報告と議論③(同上)
第15回    振り返りと今後の展開に関する討議
       

【指導方法】

受講生のそのときの問題意識や取り組んでいる課題研究についての報告・発表を基に、指導及びディスカッションを行い、相互の研究成果・能力のレベルアップを図る。
講師の守備範囲としては、金融実務、企業/公会計、地域金融、地方開発、都市開発、PPP/PFI(主に実務)、地方財政、公共施設マネジメント(ハード、ソフト)等であるが、受講生のニーズに対応する。

【事前・事後学修】

事前学習
各自の問題意識の明確化に努め、ディスカッションの際には、それぞれの実務や活動から得られる疑問や課題を探しておき、事前に簡単な論点メモや検討作業の整理を準備し、ゼミ運営に貢献することを期待する。
事後学習
講義の結果から得られるそれぞれの実務や活動に与える影響や効果を考える。
時間はおのおの合計30~60分程度を想定する。社会人大学院生は、実際に実務や活動している時間を利用して考察することを推奨する。

【成績評価の方法・基準】

討論・報告内容と、ゼミ運営の貢献度により評価を行う。それぞれ50点で評価、80点以上をA、70〜79点をB、60〜69点をCとする。Aの中で極めて優秀な者をS評価とすることがある。59点未満は不合格とする。

【受講要件】

特に定めないが、議論に参加、さらには討議テーマの提案する等の積極的な姿勢が求められる。

【テキスト】

必要に応じて提示または配布

【参考書】

必要に応じて提示または配布

【関連分野・関連科目】

【備考】

【添付ファイル1】
【添付ファイル2】
【添付ファイル3】
【リンク】