【サブタイトル】 |
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【講義の目的・内容】 |
さまざまな問題に法がどのように対応しているかについて、ジェンダーの視点からとらえてゆく過程をつうじて、新たなものの見方を知ることを目的とする。 国連を中心とするジェンダーの主流化の流れのなかで、各国の動向も視野に入れながら、日本におけるジェンダーをめぐる諸問題について、法制度に焦点をあてて考察してゆく。ジェンダーの平等の程度を示すジェンダー・ギャップ指数をみると、日本は2018年に世界で110位であった。これまでの最低を更新した前年の114位から4ランク上がったものの下位にとどまっているのはなぜか、一緒に考えてゆきたい。 |
【学修到達目標】 |
ジェンダーの視点という新たなものの見方を知る。 ジェンダーに敏感な考え方ができるようになる。 |
【講義スケジュール】 |
第1回 ジェンダーとは 第2回 国際社会の動向 ― ジェンダーの主流化 第3回 女性に対する暴力 第4回 セクシュアル・ハラスメント 第5回 性犯罪 第6回 性的少数者 ― LGBT 第7回 リプロダクティブ・ヘルス/ライツ 第8回 家族:婚姻・離婚 第9回 DV・児童虐待 第10回 生殖補助医療 第11回 雇用における差別 第12回 ワーク・ライフ・バランス 第13回 ケア労働 第14回 ジェンダーの平等 第15回 まとめ |
【指導方法】 |
講義にて行う。できるだけ具体的なトピックスを素材にして事例研究を行い、討論をしてゆく。 〈授業形態〉 ToyoNet‐ACEによる課題配信型授業と対面授業を組み合わせて行いますが、15回の授業のうち最大で5回程度(3週間ごと)は対面で行います。どの回が対面となるは、ToyoNet‐ACEで事前に連絡します。なお、新型コロナウイルス感染の事態が悪化した場合には、対面での授業を非対面に切り替える場合があります。 |
【事前・事後学修】 |
事前学習は、配布プリントを熟読して内容を理解しておく(60分程度)。 事後学習として、法におけるジェンダーの視点を考察する(60分程度)。 |
【成績評価の方法・基準】 |
【成績評価の方法】 授業の課題への回答(80%)および最終レポート(20%)
【成績評価の基準】 東洋大学の成績評価の基準による。 |
【受講要件】 |
性差別の問題に関心がある。 |
【テキスト】 |
プリントを配布する。 |
【参考書】 |
三成美保他『ジェンダー法学入門』(第3版)法律文化社 2019年(2500円) 辻村みよ子『概説 ジェンダーと法』信山社 2016年(2000円) 犬伏他編『レクチャー ジェンダー法』法律文化社 2012年(2500円) 浅倉むつ子監修『導入対話によるジェンダー法学』不磨書房 2005年(2400円) その他は授業にて説明する。 |
【関連分野・関連科目】 |
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【備考】 |
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【添付ファイル1】 |
【添付ファイル2】 |
【添付ファイル3】 |
【リンク】 |
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