女性問題と学習
担当者 中込 さやか(ナカゴミ サヤカ)
年度 2020授業コード 2170033001 科目ナンバリング
対象年次 1~4 授業形態 講義 実施形態
時間割 秋水7 開講キャンパス 白山 教室 非対面授業(白山の同時双方向型授業)
単位数 2 主たる使用言語 日本語 実務教員科目
授業科目区分
授業回数
受講対象学科
【サブタイトル】

近代イギリスのジェンダーと社会

【講義の目的・内容】

本授業では、近代イギリスの歴史、特に社会とジェンダーに関わるテーマを扱う。現在の我々がイメージする「イギリス」像には、19世紀から20世紀初頭にかけてみられた特徴が多く残っている。また、世界有数の大国であったイギリスは、「近代化」の過程で日本を含む広い地域に影響を与えた。近代イギリスの社会とジェンダーを学ぶことで、現代イギリスや現代日本の社会とジェンダーも併せて考えてみたい。

配布物やPPTは、日本語と英語の資料を含む予定である。

【学修到達目標】

【知識・理解】
近代イギリスの歴史、特にジェンダーに関わる部分がいかに歴史的につくられてきたかを学ぶことで、現在のイギリスや世界のあり方をより良く理解できるようになる。
【関心・意欲・態度】
現在の世界が歴史的に「創られてきたこと」、「変化してきたこと」を理解することで、歴史的な視点を持って欲しい。
また、日本とイギリスの歴史を比較することで、国際化社会・多文化社会に相応しい相対的な視点を獲得してほしい。
【技術・表現】
授業で扱う専門書の内容を正確に理解し、多様な画像・図像を分析し、それらを論理的にまとめる能力を身につける。

【講義スケジュール】

1.ガイダンス
2.女性史・ジェンダー史・フェミニズム
3.社会とジェンダー
4.教育とジェンダー
5.ミドルクラスの家庭教育とジェンダー
6.パブリック・スクールの男子教育とジェンダー
7.ミドルクラスの女子教育とジェンダー:家庭教育
8.ミドルクラスの女子教育とジェンダー:女子学校と女子カレッジ
9.労働者階級の教育とジェンダー
10.ヴィクトリア時代の女性運動
11.「新しい女」
12.イギリス帝国とジェンダー
13.婦人参政権運動
14.戦争と平和運動
15.まとめ(授業内容を振り返り、レポートをToyoNet-Aceを通じて提出する)

※本授業はToyoNet-Aceを利用した事前課題とzoomでのリアルタイム授業を組み合わせて行う予定である。
講義方法や講義形式や講義内容には変更もありうるので、初回の授業にて確認すること。

【指導方法】

講義を中心に、事前学習、グループワークや授業コメントの執筆なども行ってもらう。
特定のテキストの指定はせず、授業内でパワーポイント資料や参考資料を配付する。

【事前・事後学修】

事前学習:与えられた課題に取り組み、講義スケジュールを参照して予習を行う。(1時間)
事後学習:授業内容の復習を行い、参考文献を読み進める。(1時間)

【成績評価の方法・基準】

成績評価の方法:授業への参加(出席・ディスカッションへの参加・コメントシート等)60%、レポート40%
成績評価の基準:東洋大学の成績評価基準に準じる。

【受講要件】

特にないが、授業内では英語資料を主に用いることに留意してほしい。

【テキスト】

授業内で必要とあらば配布する。

【参考書】

授業内で提示する。

【関連分野・関連科目】

【備考】

【添付ファイル1】
【添付ファイル2】
【添付ファイル3】
【リンク】