Gender and Society/ジェンダー論
担当者 眞城 百華(マキ モモカ)
年度 2020授業コード 1D20355001 科目ナンバリング
対象年次 2~4 授業形態 講義 実施形態
時間割 秋金1 開講キャンパス 白山 教室 非対面授業(白山の同時双方向型授業)
単位数 2 主たる使用言語 日本語 実務教員科目
授業科目区分
授業回数
受講対象学科
【サブタイトル】

アフリカと世界の比較

【講義の目的・内容】

本講義では、ジェンダーに関する多様な事例を通じて、ジェンダー論の基本を学ぶことが目標となる。講義では世界的なジェンダーにかかわる諸課題を特にアフリカ地域に着目して学ぶ。またそれらの事例と世界的潮流と比較する視点を学ぶ。ジェンダーに着目して、文化、社会運動、政治、紛争、開発、経済を捉えなおす視点を確立する。

【学修到達目標】

文化、政治、経済など諸学問領域をジェンダーの視点から再考する視点を構築する。

【講義スケジュール】

1.イントロダクション
2.ジェンダーとフェミニズム
3.文化・家族とジェンダー①:日本と世界の事例
4.文化・家族とジェンダー②:アフリカの事例
5.社会運動におけるジェンダー①:日本と世界の事例
6.社会運動におけるジェンダー②:アフリカの事例
7.政治とジェンダー①:日本と世界の事例
8.政治とジェンダー②:アフリカの事例
9.紛争・性暴力とジェンダー①:概要と世界の事例
10.紛争・性暴力とジェンダー②:アフリカの事例
11.開発とジェンダー①:概要と世界の事例
12.開発とジェンダー②:アフリカの事例
13.グローバル経済とジェンダー①:概要
14.グローバル経済とジェンダー②:アフリカの事例
15.授業内試験

【指導方法】

授業では毎回、授業内容を示す資料を配布する。また各回最後に次回授業で取り扱うテーマに関する簡単な課題を課す。映像や資料をできるだけ多く用いて理解しやすい授業内容とする。
・授業の形態
 遠隔授業(同時双方向型授業)と課題配信学習(オンデマンド型授業)を組み合わせた非対面授業を基本として実施しますが、15回の授業にうち最大で5回程度(3週間ごと)は、対面で行います。どの回が対面での授業になるかはToyoNet-Aceで事前に連絡します。
なお、新型コロナウィルス感染の事態が悪化した場合には、対面での授業を非対面に切り替える場合があります。
 授業資料の配布および講義は、ToyoNet-Ace、ZOOMや動画配信アプリなどとPDFファイル、Wordファイル、PowerPointファイルを利用して行いますので、これらに対応した端末およびインターネット環境が必要です。質疑応答は、ToyoNet-Aceやメールを通じて行います。

【事前・事後学修】

事前学習は授業時に示す課題を行う。(30分程度)
事後学習は授業内容を復習し、参考文献などを講読して理解を深める。(30分~1時間)

【成績評価の方法・基準】

授業時に提出するリアクションペーパー20%+課題20%+試験60%
成績は東洋大学の成績評価基準に準拠します。

【受講要件】

特に設けない。

【テキスト】

テキストは特に指定しない。授業時に授業内容に関する資料を配布する。

【参考書】

木村涼子・伊田久美子・熊安貴美江編著『よくわかるジェンダー・スタディーズ」、ミネルヴァ書房、2013年
田中由美子・大沢真理・伊藤るり編著『開発とジェンダー:エンパワーメントの国際協力』。国際協力出版会、2002年
その他、各回のテーマごとの参考文献は毎回授業時に提示する。

【関連分野・関連科目】

【備考】

本講義では授業内容に関する理解を深めるために、文献講読ならびにブックレビューなどを課す。

【添付ファイル1】
【添付ファイル2】
【添付ファイル3】
【リンク】