【サブタイトル】 |
ジェンダーの視点で社会現象を分析する |
【講義の目的・内容】 |
江戸時代、男性はみなロングヘアーだった。しかし現代の男性は髪が短いのが一般的である。このように男らしさ、女らしさは、社会や文化が違えば変わりうる。現代は男性が看護師・保育士になったり、化粧をしたり、ダンプカーの運転手をする女性も出現した。一時代に自明であったことがゆらぎ始めたのである。何がそうさせているのか。「女と男」をキーワードにして、生物学的性差も踏まえながらジェンダー(社会・文化に規定された性差)の視点から社会現象を読み解く。 |
【学修到達目標】 |
1 ジェンダーの概念が説明できる。 2「生物学的性差」と「社会的・文化的性差」の違いについて説明できる。 3 社会の事象をジェンダーの視点で分析する力をつける。 |
【講義スケジュール】 |
第1回 ガイダンス 第2回 生物学的性差とジェンダーの違い 第3回 LGBT~性自認、性的指向と社会関係~ 第4回 女ヘンのつく漢字にみるジェンダー 第5回 映画で学ぶ「女」が3つの漢字の意味 第6回「幼児教育」にみるジェンダー 第7回 ファッションに見るジェンダーフリー 第8回 「シャドーワーク」とは 第9回 ジェンダーと差別 第10回「三歳児神話」 【特別課題発表】 第11回 妖怪とジェンダー 第12回 留学生が語るジェンダー 第13回 研究発表 第14回 研究発表 第15回 研究発表 上記授業計画に変更がある場合、ToyoNet-ACEにて随時履修者に変更内容を提示する |
【指導方法】 |
授業はオンラインで、課題配信学習(オンデマンド方式)で行う。実施日時は、時間割に定められた火曜日4限を基本として行う。ただし課題の配信やレポートの提出時間は多少時間に幅を持たせる。資料は(音声と動画があるものや印刷物など)毎回配布し、なるべく具体的な事例を中心に、授業を行う。 最後の3回の授業で、学生の研究発表(希望者)を求める。 |
【事前・事後学修】 |
映画などを教材に使うときは、1週間前に告知をするので、各自DVDを見るなりして予習を行うこと。ただし、必ずしも映画を見ていないと授業がわからないということはない。 |
【成績評価の方法・基準】 |
【成績評価の方法】 1 第10回目の授業日に【特別課題】を発表し、そのレポートで成績をつける。 2 授業回数の3分の1を超える欠席は成績の評価の対象にしない。 【成績評価の基準】 東洋大学の成績評価の基準に準拠する。 |
【受講要件】 |
特になし。 |
【テキスト】 |
特に指定しない。 |
【参考書】 |
1 伊藤公雄・牟田和恵編、2006『ジェンダーで学ぶ社会学』世界思想社、1890円 2 日本語ジェンダー学会、2006『日本語とジェンダー』日本語ジェンダー学会 ひつじ書房、2520円 3 北九州市立男女共同参画センタームーブ編、2012『ポップカルチャーとジェンダー』明石書店、1575円 |
【関連分野・関連科目】 |
今年度開講される科目にはない。 |
【備考】 |
なし。 |
【添付ファイル1】 |
【添付ファイル2】 |
【添付ファイル3】 |
【リンク】 |
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