生体高分子
担当者 吉本 敬太郎(ヨシモト ケイタロウ)
年度 2021授業コード X6D0580101 科目ナンバリング
対象年次 2~4 授業形態 講義 単位数 2
時間割 春金1 開講キャンパス 川越 教室 2201教室
主たる使用言語 日本語 実務教員科目
授業科目区分
授業回数
受講対象学科
【サブタイトル】

【講義の目的・内容】

本講義では、受講者が生体を構成する主要な高分子(生体高分子:タンパク質、糖類、核酸)について、その基本的な化学構造や性質を分子の視点から理解することを目的とする。さらに、これらの生体高分子の性質や機能と、我々の暮らしを支える産業・医療の接点を学ぶ。

【学修到達目標】

主要な生体高分子や関連物質の化学構造に関して、その分類・命名および表記を行うことができる。生体高分子の基本的な機能や特徴を理解し、化学用語を用いて的確に説明することができる。一般的な生体高分子分析法の説明、さらに産業・医療分野への応用例を説明することができる。

【講義スケジュール】

第1回:オリエンテーション・概論
第2回:アミノ酸
第3回:ペプチド
第4回:タンパク質
の機能と構造
第5回:酵素
・抗体
第6回:糖
第7回:
核酸塩基
第8回:
核酸の構造
第9回:
核酸の機能
第10回:その他の生体関連分子                                                                                                                                                       
第11回:生体高分子を対象とする分析法
第12回:生体高分子を用いる分析法
第13回:産業における生体高分子
第14回:医療における生体高分子
第15回:特別課題:ToyoNet-Aceに課題アンケートを提示しますので、ToyoNe-Ace上で答えてください。
※東京オリンピック、パラリンピック競技大会に伴い、1回分の授業を特別課題(代替措置)にて実施するため、スケジュールに一部変更が生じる可能性があります。

【指導方法】

指定したテキストを中心に講義を行う。また、内容の理解を深めるための補助資料をToyoNet-ACEより配布する。2回目以降の講義の冒頭では、前回の講義の要点を復習する時間を設ける。

【事前・事後学修】

講義前にToyoNet-ACEから配信される資料(PDF形式)をダウンロードし、印刷しておく。(ファイルのパスワードは、初回の講義で説明する)また、講義テキストの該当箇所を読んで内容を予習しておくこと。講義のなかで解説した事項に関して、事後学習として講義テキストや配布資料、参考図書を参考に、手書きの学習ノートを作成することを強く推奨する。事前・事後学習に必要な時間の目安は、履修要覧の単位制の項目を参照して下さい。

【成績評価の方法・基準】

学修到達目標に掲げた内容を問う定期試験により成績を評価する。東洋大学の基準に従って評価する。新型コロナウイルスの影響により試験形式を変更する場合は試験前にアナウンスを行う。

【受講要件】

特に定めないが、有機化合物の基本的な表記法を理解しておくことが望ましい。

【テキスト】

長谷川慎・石水毅・有馬一成・前田衣織・下村康嗣「専門基礎ライブラリー 生体高分子の基礎 はじめてのバイオ分子化学」2014年,実教出版.

【参考書】

杉本直己 編 「生命化学」(エキスパート応用化学テキストシリーズ)平成19年,丸善株式会社

【関連分野・関連科目】

【備考】

【添付ファイル1】
【添付ファイル2】
【添付ファイル3】
【リンク】