公民連携演習⑦
担当者 関 幸子(セキ サチコ)
年度 2021授業コード XM22129607 科目ナンバリング
対象年次 1~3 授業形態 演習 単位数 2
時間割 春火7 開講キャンパス 大手町サテライト 教室 講義室
主たる使用言語 日本語 実務教員科目 タイプA
授業科目区分 人口減少時代のまちづくり 都市政策と産業政策の癒合を学ぶ
授業回数 15
受講対象学科 公民連携専攻修士課程
【サブタイトル】

都市政策と産業政策を融合したまちづくり手法を学ぶ

【講義の目的・内容】

人口減少が続き、空き家や所有者不明の土地が増加するとともにコロナ禍においてテレワークの普及、地方への人口の分散が始まっている。こうした大きな構造変化をとらえ、魅力的で持続可能なまちづくりを進めるために都市政策と産業政策を融合した具体的なまちづくりの手法を学ぶ。
今年度は高松丸亀商店街のA街区-G街区の具体的な事業手法とアメリカオレゴン州ポートランドの市民参加のまちづくりをモデルとして、都市政策と産業政策の融合手法を学ぶ。都市計画法、再開発法、立地適正化法と中心市街地活性化法などの法制度を基本に、具体的な事業手法、公共と民間との連携と役割分担、予算、時間管理などを学ぶ

【学修到達目標】

1 社会課題を自らが気づき発見できるようにする。
2 その社会課題を分析、調査しながら自らが解決方法を考えるもしくは事例から解決法を学ぶ。
3 ゼミでの議論や発表を通じて、自らの考えや意見を明確に相手に伝えるスキルを身につける。

【講義スケジュール】

第1回 オリエンテーション
第2回 コロナと社会変化
第3回 都市計画法の現在
第4回 立地適正化法の目的と課題
第5回 中心市街地活性化法トコンパクトシティ
第6回 高松丸亀商店街事例研究① 古川理事長からの全体像
第7回 高松丸亀商店街事例研究② 再開発法の活用の仕方
第8回 高松丸亀商店街事例研究③ まちづくり株式会社の活用
第9回 高松丸亀商店街事例研究④ 全国に普及しない要因を探る
第10回 ポートランド事例研究① 市民参加と政策決定
第11回 ポートランド事例研究② 機能ミックス3:3:4
第12回 ポートランド事例研究③ BIDと市民投資
第13回 受講生発表 ①
第14回 受講生発表 ② 
第15回 総括

【指導方法】

講義形式を中心にするが、受講生による発表、質疑応答の時間、意見交換の時間を多くし、受講生の積極的な参加を図る。
<授業の形態>
遠隔授業(同時双方向型授業)と課題配信学習(オンデマンド型授業)を組み合わせた非対面授業(メディア)授業で実施します。授業資料の配布及び講義は、 T oyoNet Ace ・ W ebexMeetings ・ You T ube ・ Google と、 PDF ファイル・ Word ファイル・ P ower P oint ファイルを利用して 行いますので、 これらに対応した 端末及び インターネット環境が必要です。 また、質疑応答は ToyoNet Ace またはグーグルフォームで行いますが、その際は実名で 投稿してください。 また、 Webex Meetings を使う際は、 リアルタイムでの 意見交換の機会を設けます。

【事前・事後学修】

・講義時には関連資料を配布しアウトラインを説明するので、それを用いて自分で事後学習を行うことを推奨する。
・予め招へいするゲスト講師を発表するので、HPなどで内容や評価を把握して課題を想定しておくこと。講義終了後は自ら訪問して現場を経験することも推奨する。

【成績評価の方法・基準】

レポート内容と授業への参加度を各50点で評価し、80点以上をA,70-79点をB、60-69点をCとする。59点未満は不合格とする。Aの中で極めて優秀な者を1名S評価とすることがある。
を⾏う⽅法を指導します。 なお、提出された課題に対しては、 採点結果の連
絡を含む 個別 指導 等 を毎回実施する。

【受講要件】

人口減少問題、地方創生、官民連携、地域経営、コンパクトシティに関心がある学生を要件とする。

【テキスト】

授業の中で指定する。参考資料は配布する。
ポートランド 世界で一番住みたい街を作る 山崎 満広著 学芸書房

【参考書】

授業の中で指定する。

【関連分野・関連科目】

【備考】

【添付ファイル1】
【添付ファイル2】
【添付ファイル3】
【リンク】