財政学基礎
担当者 松崎 大介(マツザキ ダイスケ)
年度 2021授業コード XM22089101 科目ナンバリング
対象年次 1~3 授業形態 講義 単位数 2
時間割 春金7 開講キャンパス 大手町サテライト 教室 演習室
主たる使用言語 日本語 実務教員科目
授業科目区分
授業回数
受講対象学科
【サブタイトル】

財政学の基礎と日本の財政の特徴

【講義の目的・内容】

本講義の目的は,日本の財政制度を学び,各種政策(規制,課税政策,社会保障政策など)が,市場の反応を通じて,社会に如何なる影響を与えるのかについて学ぶことにある。本講義を通じて,各種政策の持つ経済への正負両面の影響について理解を深める事を目指す。

【学修到達目標】

日本の財政について,制度上の仕組みについて知識を得た上で,日本の財政の現状を理解することを第一の目標とする。その上で,経済学の視点から政策を評価できるようになることを最終的な目標とする。

【講義スケジュール】

第01回.ガイダンス・政府の役割
第02回.市場と政府の役割
第03回.政府活動と死荷重
第04回.外部性と公共財供給
第05回.国家財政の予算制度 
第06回.地方財政
第07回.租税原則と税制度
第08回.消費税
第09回.所得税
第10回.法人税
第11回.公債
第12回.社会保障
第13回.社会資本
第14回.文教・科学振興
第15回.まとめ
なお,受講人数に応じて適宜ディスカッションの機会を設ける可能性がある。

【指導方法】

講義形式を基本とするが,受講人数に応じてディスカッションの機会を設ける予定である。

【事前・事後学修】

適宜課題提出を求める.教科書・配布資料を用いて,事前事後学習は各60分程度行うことが望ましい。

【成績評価の方法・基準】

成績基準は積極的な参加(60%程度)、学期末レポート(40%程度)を基準として評価します。

【受講要件】

必須ではないが,ミクロ経済学・マクロ経済学の知識があることが望ましい。

【テキスト】

森田雄一・柳原光芳,2019,『財政入門』中央経済社

【参考書】

井堀利宏,2015,『基礎コース 公共経済学 第2版』新世社
畑農鋭矢・林正義・吉田 浩,2010,『財政学をつかむ』有斐閣
八田達夫,2008,『ミクロ経済学Ⅰ・Ⅱ』東洋経済新報社
西村幸治・宮崎智視,2015,『財政のエッセンス』有斐閣

【関連分野・関連科目】

【備考】

4年次の3月再試験の受験に関し,これに臨む者は全体の2/3以上の出席が最低要件であることを留意せよ。

【添付ファイル1】
【添付ファイル2】
【添付ファイル3】
【リンク】