【サブタイトル】 |
PPPに関する論文を書くための基本的能力の向上 |
【講義の目的・内容】 |
PPPに関する研究成果が徐々に蓄積されつつあるが、この成果を踏まえつつ、PPPに関する論文を作成するための視点や方法を身につけるため、主に先行研究の輪読を通じて、論文を作成する能力を高めていく。 本講義では、学術先行研究論文(修了生先行論文を含む)を論理性、有効性等の面から批判的に読解・議論することにより、各人の論理構築力等の論文作成力を高めることを目的としている。 |
【学修到達目標】 |
論文執筆に必要なアプローチや論理構築の方法の習得 |
【講義スケジュール】 |
1 ガイダンス 論文の書き方 2 論文方法論(事例研究、統計分析など) 3 学術先行研究論文(履修者による当番制の輪読)①(理論・実証) 4 学術先行研究論文(履修者による当番制の輪読)②(財政) 5 学術先行研究論文(履修者による当番制の輪読)③(自治) 6 学術先行研究論文(履修者による当番制の輪読)④(個別政策) 7 学術先行研究論文(履修者による当番制の輪読)⑤(事業手法) 8 学術先行研究論文(履修者による当番制の輪読)⑥(国際) 9 学術先行研究論文(履修者による当番制の輪読)⑦(公共施設マネジメント) 10 学術先行研究論文(履修者による当番制の輪読)⑧(PPP) 11 履修者研究計画(履修者による当番制の輪読)①(Aグループ) 12 履修者研究計画(履修者による当番制の輪読)②(Bグループ) 13 履修者研究計画(履修者による当番制の輪読)③(Cグループ) 14 履修者研究計画(履修者による当番制の輪読)④(Dグループ) 15 まとめ 履修者数等状況に応じて変更します。 |
【指導方法】 |
初回に学術先行研究、修了生先行論文を提示し発表する担当者を決める。各人3つ程度の分野の異なる論文について要約・発表を行う。発表者以外も論文を予め読んでおき、批判的な視点も含め、議論に参加することが求められる。 11~14講では履修者が自分の研究計画を発表しディスカッションするが、これは異なる分野からの知見・意見等を交わすことにより、互いの論文の質の向上を図ることを狙いとしている。 |
【事前・事後学修】 |
事前学習 事前に先行論文を読むことが求められる。翌週の内容に関してそれぞれの実務や活動から得られる疑問や課題を探しておき、講義の中では、積極的で建設的な発言が期待される。 事後学習 講義の結果から得られるそれぞれの実務や活動に与える影響や効果を考える。 時間はおのおの合計30~60分程度を想定している。社会人大学院生は、実際に実務や活動している時間を利用して考察することを推奨する。 |
【成績評価の方法・基準】 |
先行論文発表(各人2~3点)と履修者論文研究計画の発表(1回)への参加と内容を総合的に評価する(各50%)。積極的な意見、質問等を行うことにより、受講者全体のレベルアップがなされることを期待している。 |
【受講要件】 |
なし。 |
【テキスト】 |
先行研究論文については、事前にmanabaに掲示する。 |
【参考書】 |
斉藤孝, 西岡達裕 著 『 学術論文の技法 新訂版 』 日本エディタースクール出版部 2005.5 (1500円) ISBN: 4-88888-352-1 新堀聰著 『 評価される博士・修士・卒業論文の書き方・考え方 10版 』 同文舘出版 2004.12 (1400円+税) ISBN: 4-495-86511-0 河野哲也 著 『 レポート・論文の書き方入門 第3版 』 慶應義塾大学出版会 2002.12 (1000円) ISBN: 4-7664-0969-8 櫻井雅夫 著 『 レポート・論文の書き方 : 上級 改訂版 』 慶應義塾大学出版会 2003.10 (1800円) ISBN: 4-7664-1012-2 |
【関連分野・関連科目】 |
論文研究に便利なウェブサイトはmanabaにリストアップする。 |
【備考】 |
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【添付ファイル1】 |
【添付ファイル2】 |
【添付ファイル3】 |
【リンク】 |
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