【サブタイトル】 |
政策立案のための事業プランニング~豊かな社会を創るためにPPPができること~ |
【講義の目的・内容】 |
・地域社会が直面している課題から、『豊かな社会を創るためにPPPができること』を探索して構想します。 ・PPPビジネスを構想するための事業プランニングの方法論を事例を基に解説して、魅力度や実現可能性を吟味します。 ・事業プランニングの演習を通じて、PPPの新たな事業価値を創出することや、複数のシナリオを設定する手法を学びます。 ・行政とビジネスを結ぶテーマを外部講師が特別講義で紹介し、PPPビジネスについて多角的に立体的な議論を深めます。 |
【学修到達目標】 |
・『豊かな社会を創るためにPPPができること』の探索を通じて、受講生の課題や将来の夢を具体化できる。 ・地域社会が直面する課題や各種指標(満足度・生活の質、幸福度、社会関係資本など)からPPPビジネスを構想できる。 ・PPPビジネスの内容を概念化、構造化、言語化する事業プランニングが、受講生の武器となるように身に付ける。 ・PPPビジネスにおける不確定要素とインパクトの大きい要素から、複数のシナリオを作成できる。 ・クラス、グループ、個人での対話によりコミュニケーション力が身に付き、同時に、プレゼンテーション能力が向上する。 |
【講義スケジュール】 |
第 1回(4/ 7) ガイダンス(講義の概要、トピックスの紹介) 社会課題 第 2回(4/14) 事業プランニングの理論と演習(1)ビジネスモデルキャンバス 第 3回(4/21) 事業プランニングの理論と演習(2)バリュープロパジションキャンバス、SWOT分析 第 4回(5/ 8) 事業プランニング演習発表(1) 第 5回(5/12) 特別講義1『スポーツによる地方創生』 第 6回(5/19) 事業プランニングの理論と演習(3)公共について、PEST,VC,5F 第 7回(5/26) 事業プランニングの理論と演習(4)サウンディング、シナリオプランニング 第 8回(6/ 2) 事業プランニング演習発表 (2) 第 9回(6/ 9) 特別講義2『公民連携による地方創生』 第10回(6/16) 事業プランニングの理論と演習(5)データ活用、指標(幸福,BMC) 第11回(6/23) グループ演習 (1) クロスSWOT分析 第12回(6/30) 事業プランニングの理論と演習(6)リビングラボ、仮説設定 第13回(7/ 7) グループ演習 (2) 仮説設定 第14回(7/14) 事業プランニング演習発表 (3) 第15回(7/21) 最終発表と評価、まとめ |
【指導方法】 |
1)受講生が主体的に事業プランニングを構想し、演習やグループ討議を通じて、新たな気づきが得られるようにします。 2)最前線で活躍中の外部講師を招聘して活発な議論を行い、各自が思考の幅を広げ、深く掘り下げることができるようにします。 3)メール等による個人指導を丁寧に行うことで実践的能力とスキルを獲得できるようにします。 |
【事前・事後学修】 |
・事前学習 設定されたテーマに関してそれぞれの実務や活動から得られる疑問や課題を探す。 ・事後学習 議論の結果から得られるそれぞれの実務や活動に与える影響や効果を考える。 ・時間はおのおの30~60分程度と想定する。社会人大学生は、実際に実務や活動している時間を利用して考察することを推奨する。 |
【成績評価の方法・基準】 |
演習の成果、講義中の議論における貢献、及び期末レポートにより評価を行い、総合加点により評価します。 1.事業プランニング演習(60%) 内容の理解度、理論の適用度の面から評価。 2.講義や演習における議論への貢献(40%) 議論によるクラスやグループへの貢献を評価。 80点以上をA、70~79点をB、60~69点をC、59点以下を不合格とする。Aのうち特に優秀な者をSとすることがある。 |
【受講要件】 |
経済学研究科公民連携専攻所属院生のみ |
【テキスト】 |
使用しません。 事前に講義資料をToyoNet-Aceにアップします。 |
【参考書】 |
1)「公民共創の教科書」 河村昌美; 中川悦宏. 学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学出版部(2020/6) 2)「民間主導・行政支援の公民連携の教科書」 清水 義次 他、日経BP社 (2019/1) 3)「BEYOND SMART LIFE 好奇心が駆動する社会」 日立京大ラボ 日本経済新聞出版社 (2020/8) 4)「イノベーションはいかに起こすか」 坂村健、NHK出版新書 (2020/10) 5)ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書 アレックス・オスターワルダー 他 翔泳社(2012/2) 6)「シナリオプランニング 未来を描き、創造する」ウッディー・ウェイド、英治出版(2013) |
【関連分野・関連科目】 |
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【備考】 |
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【添付ファイル1】 |
【添付ファイル2】 |
【添付ファイル3】 |
【リンク】 |
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