【サブタイトル】 |
地域を対象とした幅広い分野の政策研究として修士論文をまとめるためのサポート(初心者歓迎) |
【講義の目的・内容】 |
本演習では、特定の地域、あるいは多くの地域が直面するさまざまな政策課題(地方創生など)を主なテーマとして、地域分析なども活用しながら、修士論文を執筆することを最終的な目的としています。 そこで、受講生自身の研究テーマについて報告やディスカッションを行ったり、テーマに関連する参考文献を紹介したりすることで、研究の深堀りや具体的な政策の検討を効率的かつ効果的に進めていきます。また、講義「地域分析」を発展させる分析もサポートします。 このプロセスを繰り返すことによって、時間をかけて修士論文の準備から執筆までを丹念に進めていきます。また、途中でテーマを変更したい場合にも、受講生の意向を尊重しながら対応いたします。さらに、執筆が進んできた段階では、個別対応も交えながら完成と提出に向けたキメ細かい論文指導を行っていきます。 なお、長期間の修学で長文の論文を書くことに不安を感じている社会人学生の方には、幅広い研究分野を対象として、テーマの設定方法や参考文献の調べ方、構成の作り方、スケジュールの立て方など、基礎的な部分も含めて、講師の経験(自治体職員として大学院に派遣され、修士論文を作成)やこれまでの修了生の状況を踏まえて指導します。 |
【学修到達目標】 |
1.修士論文のテーマを徐々に絞り込み、執筆に結びつけることができる 2.必要な文献を読み、独自の意見を浮き彫りにすることができる 3.RESAS等を用いたデータ分析を深く行うことができる 4.修士論文や特定課題研究をまとめることができる |
【講義スケジュール】 |
パートⅠ ガイダンス (1)自己紹介と問題認識等について (2)社会人による修士論文の執筆について (3)社会人による修士論文の執筆について(2) (4)主な参考文献の紹介 パートⅡ 文献と研究テーマの紹介(1回目) (5)文献の紹介(教員) (6)文献・研究テーマの紹介(学生)(1) (7)文献・研究テーマの紹介(学生)(2) (8)文献・研究テーマの紹介(学生)(3) (9)主な修士論文の紹介(1) パートⅢ 文献と研究テーマの紹介(2回目) (10)文献の紹介(教員)(2) (11)文献・研究テーマの紹介(学生)(4) (12)文献・研究テーマの紹介(学生)(5) (13)文献・研究テーマの紹介(学生)(6) (14)主な修士論文の紹介(2) (15)まとめ、講評
※学生による文献・研究テーマの紹介は、1名につき2回程度を想定している。中間報告会・最終報告会および論文提出を控えている学生には、準備やリハーサルを含め時間をかけて対応する。なお、詳細は受講者数や受講生との協議を踏まえて決める。また、進行状況により途中で変更する場合もある。 |
【指導方法】 |
1.受講生の主体性と具体的な問題意識を基本としつつ、教員は気づきのヒントや他の受講生を交えた多様な視点を提示し、研究テーマへの幅広い視角と適切な研究への方向性を獲得するよう導く 2.討論や指導を通じて徐々にブラッシュアップを図り、修士論文の完成に近づけていく |
【事前・事後学修】 |
1.修士論文のテーマを決める作業(事前) 2.文献を読み、まとめる作業(事前) 3.地域分析の作業(事前) 4.報告の修正作業(事後) 5.修士論文の執筆・校正作業(事前・事後)
上記の学習を、ゼミのテーマに即して毎回行ってもらいます。事後学習は次の回の事前準備を兼ねていて、毎回平均180分程度を想定しています。 |
【成績評価の方法・基準】 |
成績評価は「東洋大学成績評価基準」に準拠し、詳細は以下のとおりとします。 評価の基準は、修士論文への寄与を高めるため、問題への関連度、報告内容の独自性や論理性、ディスカッションへの意欲などの高さ等とします。 1.文献・研究テーマの報告内容(特に修正後の発展度合いを重視) 70% 2.ディスカッションでの発言内容、姿勢 30% |
【受講要件】 |
地域分析の受講が望ましい |
【テキスト】 |
指定のテキストはありません。 |
【参考書】 |
演習中に適宜提示します。 |
【関連分野・関連科目】 |
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【備考】 |
本授業科目は、「SDG11.住み続けられるまちづくりを」「SDG17.パートナーシップで目標を達成しよう」に関連する授業科目です。 |
【添付ファイル1】 |
【添付ファイル2】 |
【添付ファイル3】 |
【リンク】 |
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