経済学基礎
担当者 石田 三成(イシダ ミツナリ)
年度 2023授業コード XM22083101 科目ナンバリング
対象年次 1~3 授業形態 講義 実施形態
時間割 春火6 開講キャンパス 大手町サテライト 教室 演習室
単位数 2 主たる使用言語 日本語 実務教員科目
授業科目区分
授業回数
受講対象学科
【サブタイトル】

 市場と政府の役割を考える

【講義の目的・内容】

 公共サービスを提供するにあたり、政府部門と民間分門でどのように役割を分担すべきかという議論は、公民連携の理論において極めて重要なテーマです。本科目では、公民連携の理論を本格的に学ぶための準備段階として、なぜ政府部門による市場経済への関与・介入(公共サービスの提供や各種規制の実施など)が求められるのかをミクロ経済学の視点から学習します。

【学修到達目標】

 ミクロ経済学の基本的な考え方を使って、政府による関与や介入の効果を理解できるようになること。

【講義スケジュール】

第1回:ガイダンス
第2回:経済数学の基礎
第3回:経済学の視点①
第4回:経済学の視点②
第5回:需要曲線と供給曲線の導出①
第6回:需要曲線と供給曲線の導出②
第7回:市場均衡と余剰分析①
第8回:市場均衡と余剰分析②
第9回:市場の失敗:外部性①
第10回:市場の失敗:外部性②
第11回:市場の失敗:公共財
第12回:市場の失敗:独占①
第13回:市場の失敗:独占②
第14回:ゲーム理論①
第15回:ゲーム理論②

【指導方法】

 この講義は基本的に講義形式で行われますが、適宜、ディスカッションを設ける予定です。講義資料はPDF形式またはPowerPoint形式でToyoNet-Aceに掲載しておきますので、講義前までに入手してください。

【事前・事後学修】

 事前学修では講義資料に目を通し、参考書で関連する章を読むようにしてください(60分程度)。事後学修では講義資料を見直し、宿題が課された場合には必ず宿題を解くようにしてください(30分程度)。

【成績評価の方法・基準】

 おもに計算問題からなる期末試験の得点(100点満点)をもとに、東洋大学の成績評価基準にしたがって評価を行います。

【受講要件】

 経済学研究科公民連携専攻所属院生であること。高校1~2年で学ぶ数学の知識があることが望ましい。

【テキスト】

 なし

【参考書】

 八田達夫『ミクロ経済学 Expressway』東洋経済新報社、2013年、2,800円+税
 神取道宏『ミクロ経済学の力』日本評論社、2014年、3,200円+税
 尾山大輔・安田洋祐『経済学で出る数学 高校数学からきちんと攻める』日本評論社、2013年、2,100円+税

【関連分野・関連科目】

 

【備考】

 質問は講義内およびメールで受け付けます。

【添付ファイル1】
【添付ファイル2】
【添付ファイル3】
【リンク】