【サブタイトル】 |
ICMA連携・世界のシティマネジメント |
【講義の目的・内容】 |
PPPは、公共サービス、インフラを提供するためのツールに過ぎません。PPPの目的は、自立的な自治体経営を可能にすることであり、そのための一つの考え方がシティマネジメントです。 本講義は、ICMA - International City/County Management Association との共同で開発されたプログラムで、米国をはじめとした国で主流となっている自治体経営のプロ(シティマネジャー)による自治体経営の知識を学ぶことを目的としています。ICMAのテキストを基としますが、アメリカと日本の制度の違いなどを紹介しながら、日本における効率的・効果的な自治体経営の在り方を学ぶことが目的です。「海外の制度を学んでも意味がない」ではなく、日本の制度下でどのように実現できるか、日本の制度の課題は何かを考え、変革していくきっかけとしてください。 |
【学修到達目標】 |
アメリカにおける公共経営、自治体経営、予算作成、官民の役割分担等を学び、自治体経営に必要な能力を身に着ける 日本の自治体の経営効率化、効果的な運営についての方法を企画・立案できるようになる 学習の成果を踏まえて、自治体、国に対して政策提言等を行うことができるようになる |
【講義スケジュール】 |
1. ガイダンス、各国の自治体の成り立ちとトレンドについて 2. 自治体を経営すること 1. 自治体経営にかかわる倫理観 2. 自治体における市民の役割 3. 議員の役割と任命された行政職員の役割 4. 戦略的計画 5. 民間事業者や他の利害関係者の役割 6. 官民の役割分担に関するケーススタディ(日米の考え方、実践について) 7. 持続可能性で強靭な自治体(環境、経済、社会) 8. 予算、成果 9. 予算、財政、地方債等に係る各国の考え方、制度 10. 人材管理 11. 自治体経営に係るシステムアプローチ 12. リーダーシップ 13. 受講生各位の発表、ディスカッション ※コロナによる履修登録・学期開始の遅れに伴い、初回二回分をビデオによる事前学習とした。また、それ以降の講義についてはオンライン(双方向)方式で実施する。 |
【指導方法】 |
テキストを基にした講義と受講生間のディスカッションを中心に進めます |
【事前・事後学修】 |
テキストの予習・復習やICMAのHP等を活用しての予習復習も推奨します。 |
【成績評価の方法・基準】 |
期末のレポート(40%)と講義への参加度(60%) |
【受講要件】 |
特にありません |
【テキスト】 |
テキストは前もって配布します。 本テキストは、英語で作成されたものを日本語に訳したものです。必要に応じて、英語の原典を参照することで理解が深まることもあります。 また、その時々に応じて、使用する資料(新聞記事等)を配布します。 |
【参考書】 |
Managing Local Government Services (ICMA Press) 英語 The Effectivev Local Government Manager (ICMA Press) 英語 ※上記2冊については、貸し出し(希望によっては購入)が可能です。 |
【関連分野・関連科目】 |
|
【備考】 |
|
【添付ファイル1】 |
【添付ファイル2】 |
【添付ファイル3】 |
【リンク】 |
|