【サブタイトル】 |
日立市中里地区における地域活性化の実態と可能性~地域の魅力とつながりを見出し、課題解決力、発信力を養う~ |
【講義の目的・内容】 |
本講義は真のグローバル人材を育成することを目的とし、現場主義に立脚した「地域づくり」を学ぶとともに、学生一人ひとりが「哲学」を獲得することを目指し設立したものである。 テーマの決定、調査計画、フィールドワーク、成果発表は学生主体で行なわれる。調査対象地は茨城県日立市中里地区であり、グリーンツーリズム、空き家活用、都市人口交流、農業と六次産業などのテーマが想定される。 |
【学修到達目標】 |
グローバル人材として求められる、(1)地域住民や関係者とのコミュニケーション力、(2)地域の文化習慣の相互理解力、(3)調査経験に基づく課題の本質的な理解と実践力、(4)専門的な知識の運用力、の獲得を目標とする。 |
【講義スケジュール】 |
第1回 オリエンテーションおよびアイスブレイク 第2回 資料から学ぶSFS+先輩交流会 第3回 テーマの設定方法と調査手法導入 第4回 レクチャー&グループワーク:仮説の設定とデータ収集 第5回 レクチャー&グループワーク:分析と発表 第6回 文献レビュー:中山間地域のまちづくり 第7回 文献レビュー:交流人口と関係人口 第8回 調査計画発表およびリフレクション 第9回 調査計画づくり (6月下旬〜、4泊5日のフィールドワーク) 第10回 (調査代休) 第11回 (調査代休) 第12回 分析結果の整理および成果発表準備 第13回 (調査代休) 第14回 発表会 第15回 (調査代休) |
【指導方法】 |
最大16人の学生を数グループ(1グループ3人以上)に分け、対象地における活動を学んだうえで、各グループの調査計画に基づきフィールドワーク(聞き取り、参与観察、など)を行う。まとめた成果は現地、授業で発表し、優れたグループは秋学期の公開報告会で発表する。また、学期末には報告書を発行する。担当教員はフィールドワークの事前・事後学習として、地域課題に関する基礎知識の提供、社会調査手法など適宜指導を行うが、フィールドワークの引率は原則行わない。
各自1冊のフィールドノートを準備すること。レクチャーはスライドを使って進める。レクチャーの内容およびグループディスカッションの内容はすべてノートに記録し、現地調査時および調査後に参照できるようにする。 なお、講義とは別に、指導教員の指示のもと、移動や宿泊等の手配を学生自らが行う。 |
【事前・事後学修】 |
講義の最後に次回の課題および取り組みについて紹介をするので、グループディスカッションで必要となる資料収集や議題の整理などを事前に行う(取り組み目安:1時間程度)。また、講義後には取り組みの内容をフィールドノートに記録するとともに自身の考えを記録し、次講義で提出すること(取り組み目安:30分程度)。 |
【成績評価の方法・基準】 |
出席と受講態度50%(グループワークに支障が出るため、欠席および遅刻は基本的に認めない) グループワークにおける貢献度20% 成果発表の内容30% 学内規則にしたがって成績を評価する。 ※この科目は卒業再試験実施対象外科目です |
【受講要件】 |
・原則2、3年生を対象としています。 ・定員16名 ・最小催行人数4名 |
【テキスト】 |
事前に配布する資料を使います。 |
【参考書】 |
2017〜2022年度「SFS日立報告書」
田中きよむ(2018)「小さな拠点を軸とする共生型地域づくり」晃洋書房 本体2,800円+税 Randolph T. Hester(2018)「エコロジカル・デモクラシー:まちづくりと生態的多様性をつなぐデザイン」鹿島出版会 定価:5,940 円 (税込) 石川初(1028)「思考としてのランドスケープ 地上学への誘い ―歩くこと、見つけること、育てること」LIXIL出版 定価(税抜):2,600円 港千尋(2018)「風景論-変貌する地球と日本の記憶」中央公論新社 定価本体2600円(税別) 新田次郎(2018)「ある町の高い煙突」文藝春秋 定価:本体750円+税 |
【関連分野・関連科目】 |
フィールド調査実習(SFS能登) フィールド調査実習(SFSタイ) フィールド調査実習(SFS韓国) フィールド調査実習(SFSミャンマー) |
【備考】 |
※履修登録に際しての注意 履修登録終了後、登録希望者の中から16名を選出します。 選出結果発表後に辞退者が出た場合、履修登録のスケジュール上、補充して選出することができません。 絶対に辞退する可能性がないと言い切れる人のみ履修登録してください。 (履修登録後、万が一止むを得ない事情で参加が難しくなった者は、必ず4月7日までにnakamura035@toyo.jpに連絡してください。)
※報告書執筆に関する注意 春学期終了後、年度末にかけて報告書(グループごとの論文)の作成を行います。 報告書作成作業に継続して主体的に参加できる人のみ履修登録してください。 |
【添付ファイル1】 |
【添付ファイル2】 |
【添付ファイル3】 |
【リンク】 |
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