【サブタイトル】 |
フィットネストレーニング ~健康な体をつくる~ |
【講義の目的・内容】 |
*1)本科目は、教育職員免許状の取得条件となっている「免許法施行規則第66条の6に定める科目(体育)」である。 *2) 本科目は、スポーツ健康科学実技Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ(2021年度入学生より)の内容を含む。詳細については第1回目の授業時に説明を行う。 *3) 本科目の講義場所は、東洋大学総合スポーツセンター(板橋区清水町)である。詳細については、「履修登録のしおり」を参照にすること。 *4) シラバス内容について質問があるときは、ToyoNet-ACEから問い合わせをすること。
健康維持や体力増進は、生活習慣病やメタボリック症候群が増加する現代社会において重要な課題である。一般的に、適度な運動習慣は、食生活の改善とともに健康維持や体力増進に大きく寄与する手段であると考えられている。 このフィットネストレーニングは、一生涯にわたる健康維持・体力増進を図る方法論を学ぶことを通して、体と知とを育むことを目的とする。すなわち、単にトレーニング器具の使用方法を紹介するに留まる授業ではなく、授業中に身体組成の測定を行い、自分の体を知り、健康維持・体力増進のための課題を見つけ出し、課題を解決するための具体的なフィットネストレーニングプログラムを作成するための指導を行う。そして、プログラムを具体的に効率よく効果的に、そして安全に遂行するための器具の紹介や使用方法を指導する。 このフィットネストレーニングは、初級者から上級者まで幅広く受講することができ、トレーニング上級者でフリーウェイトを用いた高度なトレーニング(例:ベンチプレス、スクワット、パワークリーンなど)を希望する学生には、適切な指導を行う。 |
【学修到達目標】 |
1.一生涯を通じた健康維持・体力増進を図るための方法を説明することができる 2.健康三原則(運動・休養・栄養)について説明することができる 3.適切なトレーニング方法と理論について説明することができる 4.自分の体の課題解決に必要なトレーニングプログラムの作成を行える 5.適切な体重コントロールについて説明することができる 6.安全かつ適切にトレーニング器具を使用することができる |
【講義スケジュール】 |
第1回 導入:フィットネストレーニングについて、マシーン等の器具類の使用説明 第2回 身体組成(1回目)の測定、トレーニングログの作成 第3回 測定結果(1回目)のフィードバック、トレーニング理論について、オリジナルトレーニングプログラムの作成 第4回 有酸素トレーニングについて、目標心拍数の設定、オリジナルトレーニングプログラムの作成と実行 第5回 姿勢の改善について①(首こり・肩こり対策)、トレーニングプログラムの実行 第6回 姿勢の改善について②(腰痛対策)、トレーニングプログラムの実行 第7回 プログラム内容の見直しと実行 第8回 身体組成(2回目)の測定、自宅で出来る筋力トレーニングについて 第9回 測定結果(2回目)のフィードバック、体力テスト①(筋力・筋持久力、柔軟性)、トレーニングプログラムの実行 第10回 体力テスト②(瞬発力・敏捷性、全身持久力)、トレーニングプログラムの実行 第11回 ダイエットと減量について、トレーニングプログラムの実行 第12回 睡眠と疲労回復について、トレーニングプログラムの実行 第13回 メンタルストレスとマネジメントについて、トレーニングプログラムの実行 第14回 身体組成(3回目)の測定、トレーニングプログラムの実行 第15回 身体組成(3回目)のフィードバック、到達目標の確認 |
【指導方法】 |
この授業は、対面単位認定科目として、対面授業を実施する。 対面授業に参加する際には、必ず実技授業に適した服装で、体育館用スポーツシューズを着用して参加すること。ジーンズや素足での授業参加は認めない。また飲み物やタオルが必要な場合は、各自で準備し持参すること。 ToyoNet-ACEより授業映像を配信する、又は、授業資料(PDF・Word・Excel・PowerPointファイル等)を配布するため、これらに対応した末端及びインターネット環境を準備しておくこと。 ログインするときは、必ず大学のアカウント(@Toyo.jp)を使用すること。 |
【事前・事後学修】 |
授業前日の午後8時よりToyoNet-ACEにて授業内容等について周知を行うため、必ず確認をすること。 詳細な説明については、第1回目の授業時に行う。 対面授業に出席する前日は、十分な睡眠時間を確保し、バランスの良い食事を摂取するなど、体調管理に気を付けること。 授業後は、必要に応じて水分補給やストレッチングなどを各自しっかりと行うこと。 |
【成績評価の方法・基準】 |
授業への取り組む姿勢(態度点40%)、授業内容の理解度・習熟度(理解点40%)、レポート(20%)などの総合点で評価を行う(東洋大学の成績評価基準に準拠する)。 なお、授業回数の3分の1を超える欠席は、成績評価の対象としない。 |
【受講要件】 |
*必ず健康診断を受診する事。なお、必要に応じて健康状態について、医務室に問い合わせる事がある。 |
【テキスト】 |
必要に応じて授業時に資料を配布する。 |
【参考書】 |
必要に応じて授業時に資料を配布する。 |
【関連分野・関連科目】 |
|
【備考】 |
担当者が有する資格等 ・修士(体育学・運動科学) ・米国ストレングス&コンディショニング協会(NSCA)公認ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS) ・ナショナルアカデミーオブスポーツメディスン(NASM)公認パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト(PES) ・ファンクショナルムーブメントスクリーン(FMS)認定レベル1 ・マイクボイルストレングス&コンディショニング(MBSC)公認ファンクショナルストレングスコーチ(CFSC) 日本トレーニング指導者協会(JATI)認定上級トレーニング指導者(AATI) ・アメリカンハートアソシエーション(AHA)認定ファーストエイド CPR AED |
【添付ファイル1】 |
【添付ファイル2】 |
【添付ファイル3】 |
【リンク】 |
|