スポーツ健康科学実技ⅠA15(フィットネス)
担当者 西村 忍(ニシムラ シノブ)
年度 2025授業コード 100B001015 科目ナンバリング
対象年次 1~4 授業形態 実技 実施形態 対面
時間割 春木2 開講キャンパス 清水町 教室 トレーニング室
単位数 1 主たる使用言語 日本語 実務教員科目
授業科目区分
授業回数
受講対象学科
【サブタイトル】

フィットネストレーニング ~健康な体をつくる~

【講義の目的・内容】

*1)本科目は、教育職員免許状の取得条件となっている「免許法施行規則第66条の6に定める科目(体育)」である。
*2) 本科目は、スポーツ健康科学実技Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳの内容を含む。詳細については第1回目の授業時に説明を行う。
*3) 本科目の講義場所は、東洋大学総合スポーツセンター(板橋区清水町)である。詳細については、「履修登録のしおり」を参照にすること。
*4) シラバス内容について質問があるときは、ToyoNet-ACEから問い合わせをすること。
*5)必ず第1回授業までにToyoNet-ACEを確認すること。


高齢化社会へ突入し、世界でも有数の長寿国となった日本ではあるが、生活習慣病やメタボリック症候群は、社会問題となっている。その要因として、食生活や生活様式の変化、運動不足が挙げられる。健康に日々を過ごすためには、適度な運動を習慣化することが第一歩となる。
このフィットネストレーニングは、体を鍛える為のトレーニングの授業ではなく、一生涯を通じて健康維持・増進する方法論として体と知を育む授業を目的とする。初心者から上級者まで受講することができるが、筋トレマシーンやダンベルなどを使ってトレーニングするだけの授業ではない。自分の体を知る・見直す機会を持つために、授業中に課題や身体組成の測定を行う。その後、履修する学生一人ひとりに応じたオリジナルのトレーニングメニューが作成できるように分かりやすく指導を行う。勿論、バーベルを使った本格的なトレーニング(ベンチプレス・スクワット・ハイクリーンなど)を希望する学生に対しては、正しいフォームから指導を行う。

【学修到達目標】

1.一生涯を通じて健康維持・増進するために必要な方法を説明することができる
2.正しいトレーニング理論について説明することができる
3.自分に合ったトレーニングメニューを作成することができる
4.正しいダイエット方法について説明することができる
5.トレーニング器具を安全に使用することができる

【講義スケジュール】

第1回 導入:フィットネストレーニングについて、マシーン等の器具類の使用説明
第2回 身体組成(1回目)の測定、トレーニングログの作成
第3回 測定結果(1回目)のフィードバック、トレーニング理論について、オリジナルトレーニングメニューの作成
第4回 有酸素トレーニングについて、目標心拍数の設定、オリジナルトレーニングメニューの作成と実行
第5回 姿勢の改善について①(首こり・肩こり対策)、オリジナルトレーニングメニューの実行
第6回 姿勢の改善について②(腰痛対策)、メニューの実行
第7回 セッティングの見直し、メニューの再作成と実行
第8回 身体組成(2回目)の測定、自宅で出来る筋力トレーニングについて
第9回 測定結果(2回目)のフィードバック、体力テスト①(筋力・筋持久力、柔軟性)、メニューの実行
第10回 体力テスト②(瞬発力・敏捷性、全身持久力)、メニューの実行
第11回 ダイエットと減量について、メニューの実行
第12回 睡眠と疲労回復について、メニューの実行
第13回 メンタルストレスとマネジメントについて、メニューの実行
第14回 身体組成(3回目)の測定、メニューの実行
第15回 身体組成(3回目)のフィードバック、到達目標の確認

【指導方法】

この授業は、対面単位認定科目として、対面授業を実施する。
対面授業に参加する際には、必ず実技授業に適した服装で、体育館用スポーツシューズを着用して参加すること。ジーパンや素足での授業参加は認めない。また飲み物やタオルが必要な場合は、各自で準備し持参すること。
非常事態宣言が発令された場合、担当教員が対面授業を行う事ができない場合には、講義スケジュールを変更し、対面から非対面(オンデマンド型)に切り替えることがある。
ToyoNet-ACEより授業映像を配信する、又は、授業資料(PDF・Word・Excel・PowerPointファイル等)を配布するため、これらに対応した末端及びインターネット環境を準備しておくこと。
ログインするときは、必ず大学のアカウント(@Toyo.jp)を使用すること。

【事前・事後学修】

授業前日の午後6時よりToyoNet-ACEにて授業内容等について周知を行うため、必ず確認をすること。
詳細な説明については、第1回目の授業時に行う。
対面授業に出席する前日は、十分な睡眠時間を確保し、バランスの良い食事を摂取するなど、体調管理に気を付けること。
授業後は、必要に応じて水分補給やストレッチングなどを各自しっかりと行うこと。

【成績評価の方法・基準】

授業への取り組む姿勢(態度点20%)、授業内容の理解度・習熟度(理解点60%)、レポート(20%)などの総合点で評価を行う(東洋大学の成績評価基準に準拠する)。
なお、授業回数の3分の1を超える欠席は、成績評価の対象としない。

【受講要件】

*必ず健康診断を受診する事。なお、必要に応じて健康状態について、医務室に問い合わせる事がある。

【テキスト】

必要に応じて授業時に資料を配布する。

【参考書】

福永哲夫監修「ウィダーストレングス&コンディショニング エクササイズ・バイブル」実業之日本社 
など他、必要に応じて授業時に紹介を行う。

【関連分野・関連科目】

【備考】

「本授業科目は、“SDG3.すべての人に健康と福祉を”と“SDG4.質の高い教育をみんなに”に関する授業科目である。」

【担当する教員が有する資格等について】
・博士(体育科学)
・米国スレティックトレーナーズ協会(NATA)公認アスレティックトレーナー(ATC)
・米国ストレングス&コンディショニング協会(NSCA)公認ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS)
・柔道整復師免許
・中高学校教員免許状(保健体育)
・国際救命救急協会上級指導員
・U-19日本代表アメリカフットボールチームコーチングスタッフ(2002-2012)

【添付ファイル1】
【添付ファイル2】
【添付ファイル3】
【リンク】