スポーツ健康科学実技ⅠA27(バド)
担当者 塩田 徹(シオダ トオル)
年度 2025授業コード 100B001027 科目ナンバリング
対象年次 1~4 授業形態 実技 実施形態 対面
時間割 春火1 開講キャンパス 清水町 教室 アリーナ①
単位数 1 主たる使用言語 日本語 実務教員科目
授業科目区分
授業回数
受講対象学科
【サブタイトル】

バドミントンの技術・戦術および練習法の習得

【講義の目的・内容】

※本科目は、スポーツ健康科学実技Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳの内容を含みます。詳細については第1回目の授業時に説明します。
※本科目の対面授業場所は東洋大学総合スポーツセンター(板橋区清水町)です。詳細については「履修登録のしおり・授業時間割表」を参照してください
 一生涯を心身ともに充実して過ごすためには、生涯付き合えるスポーツを見つけ、心身の健康の維持・向上を図ることが大切です。バドミントンは男女を問わず、年齢や体力に合わせて楽しむことのできるスポーツであり、生涯付き合うのに最も適したスポーツの一つです。
 この授業では、バドミントンのスイングやサービスなどの基本技術や戦術を習得し、さらに試合でのマナーやダブルスでのチームワーク、審判法などの実践的な能力を獲得することで、バドミントンを生涯行うことのできる能力を身に付けてもらいたい。
 また、体力に合わせてゲームを楽しむためのトレーニング方法などについても学習します。
※本科目は、教育職員免許状の取得条件となっている「免許法施行規則第66条の6に定める科目」である。

【学修到達目標】

1.バドミントンの特性を理解し、審判法を説明できる。【知識の観点】
2.バドミントンの基本技術の習得、および練習方法を説明できる。【技能の観点】
3.戦術・マナーなどを習得し、チームワークの向上や試合の計画に寄与できる。【態度の観点】
4.体力に合わせてバドミントンを楽しむためのトレーニング計画の作成ができる。【技能の観点】

【講義スケジュール】

第1回 ガイダンス:スポーツへの体調確認と基本技術解説
  バドミントンの特徴や必要な体力要素などについて解説します
第2回 グリップとスイング
  バドミントンの上達には、正しいグリップとスイングを覚えることが重要です。フォアハンド、バックハンドそれぞれ実践します
第3回 オーバーヘッドストローク、アンダーハンドストローク、サイドハンドストローク
  各ストロークの正確性や速さの向上を図れるように繰り返し行います
第4回 ステップとストローク
  前回までに覚えたストロークが試合の中で正しく使えるようにステップを加えてストロークを実践します
第5回 ハイクリア・ドロップ・ヘアピン・ドライブ・スマッシュ
  ゲームで実際に使用する技術をレベルに応じた課題を設定して実践します
第6回 サービスの打ち方(ショート、ロング)
  ゲームはサービスから始まります。サービスの特徴を理解しながら、思い通りのサービスができるように繰り返します
第7回 ダブルスのルールとゲーム展開の解説
  ダブルスのゲームをしながら、リールとゲーム展開を学びます
第8回 ダブルスの戦術
  レベルに応じた戦術の解説を行い、ゲームの中で実践できるように繰り返します
第9回 ダブルス戦(技能レベル別班編成)
  技術レベルに応じた班編制を行い、スキルアップを図れるようにゲームを行います
第10回 ダブルス戦(ハンディキャップ方式)
  ハンディキャップを活用して、色々はレベルの学生と楽しくゲームが行えるように工夫します
第11回 シングルスのルールと戦術の解説
  シングルス戦を行いながら、ルールや戦術を学習します
第12回 シングルス戦(能力別班編成)
  技術レベルに応じた班編制を行い、スキルアップを図れるようにゲームを行います
第13回 団体戦(技能レベル別の班編成と対戦相手の決定)
  同等の技術レベルの班を複数作り、対戦しながら効果的なアドバイスの仕方を学びます
第14回 団体戦(ランダムな班編成と対戦相手の決定)
  ランダムに班編成や対戦相手を決め、班内で楽しめるように工夫します
第15回 到達目標の確認
※サービス、ハイクリア、ドロップ、ヘアピン、ドライブ、スマッシュの各練習は5週以降もウォーミングアップの中で継続的に実施します

【指導方法】

対面で感染対策を十分に講じて実施します。指導方法としては自発的に学習できるようにする事、お互いに協力したり自己の責任を果たす態度を重視します。欠席や遅刻は他の人に迷惑をかけることを自覚して欲しい。
 ウォーミングアップにおいて各種ストレッチや簡単なトレーニングを実施し、バドミントンに必要な技術と体力の向上を図れるよう指導します。バドミントンに相応しい服装・靴で受講してもらいます。

【事前・事後学修】

毎授業時に基本技術のまとめと次回学習する技術の解説を行います。
事前学修では、受業内の解説やToyoNet-ACEに掲載した資料の理解を深めて、動作の習得に努める「60分」。
事後学修では、受業内で覚えた動作の反復や軽トレーニングを各自の能力に応じて実施してもらいます「60分」。それにより、技術の向上が効果的になり、より積極的な身体活動が可能になります。

【成績評価の方法・基準】

授業への参加態度(30%)、授業内容の理解度・習熟度(30%)、身体活動への意欲・態度(20%)、他者との協調性(20%) これらの観点により評価します。
東洋大学の成績評価の基準に準拠します。
なお、授業回数の3分の1を超える欠席者は成績評価の対象としません。

【受講要件】

必ず健康診断を受診すること。なお、必要に応じて健康状態について医務室に問い合わせることがあります。

【テキスト】

必要に応じて資料をToyoNet-ACE(manaba)へ掲載し、授業時に配布します。

【参考書】

『DVDでわかるバドミントン必勝のコツ50』町田文彦監修 メッツ出版 2012年 1620円

【関連分野・関連科目】

【備考】

【添付ファイル1】
【添付ファイル2】
【添付ファイル3】
【リンク】