スポーツ健康科学実技ⅠA28(バレー)
担当者 塩田 徹(シオダ トオル)
年度 2025授業コード 100B001028 科目ナンバリング
対象年次 1~4 授業形態 実技 実施形態 対面
時間割 春火2 開講キャンパス 清水町 教室 アリーナ①
単位数 1 主たる使用言語 日本語 実務教員科目
授業科目区分
授業回数
受講対象学科
【サブタイトル】

バレーボールの技術・戦術の習得

【講義の目的・内容】

※本科目は、スポーツ健康学科実技Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳの内容を含みます。詳細については第1回目の授業時に説明します。
※本科目の対面授業場所は東洋大学総合スポーツセンター(板橋区清水町)です。詳細については「履修登録のしおり・授業時間割表」を参照してください。
スポーツの効果は,体力の維持・向上やダイエットなどの身体的な面だけでなく,ストレスの軽減などの精神的な面にも及んでいます。そして,その効果を最大限に引き出すために大切なことは,そのスポーツが本当に好きなことではないでしょうか。
この授業は、バレーボールを通して、スポーツの楽しさ、爽快感を体験し、身体活動の必要性を理解することにより生涯スポーツの基礎を確立してもらうことを目的としています。
そのため、単に基本技術や戦術の習得だけでなく、ゲームを通してのルール、マナーやチームワークなどについても学習し、目的にそった試合運営法等についての実践的な能力を習得してもらいます。
また、ゲームを楽しむためのトレーニング方法を体力レベルに応じて学習します。
※本科目は、教育職員免許状の取得条件となっている「免許法施行規則第66条の6に定める科目」である。

【学修到達目標】

1.バレーボールの特性を理解し、審判法を説明できる。【知識の観点】
2.基本技術の習得法について説明できる。【技術の観点】
3.戦術・マナーなどを習得し、チームワークの向上や試合の計画に寄与できる。【態度の観点】
4.体力向上のための簡単なトレーニングの活用法について理解することができる。【技術の観点】

【講義スケジュール】

第1回 スポーツへの体調確認と基本技術解説
  バレーボールの特徴や必要な体力要素などについて学習します
第2回 基本技術の習得(アンダーハンドパス、オーバーハンドパス)
  最も基本となる2種類のバスについて、レベルに応じた課題を設定して学習します
第3回 基本技術の習得(サーブ、レシーブ、トス、スパイク)
  各技術について習得段階に応じた課題に取り組みます
第4回 基本技術の習得(スパイク、ブロッキング)
  各技術について習得段階に応じた課題に取り組みます
第5回 戦術の習得(攻めのフォーメーション)
  試合の中で状況に応じた動き方について学びます
第6回 戦術の習得(守りのフォーメーション)
  試合の中で状況に応じた動きについて学習し、前回と合わせて臨機応変な行動を取れることを目指します
第7回 技能レベル別チーム編成によるゲームの運営・審判とゲーム内容の分析
  同等の技術レベルのチームで対戦できるように班編制し、チームのまとまりとスキルアップ向上の方法を学びます
第8回 ランダムなチーム編成によるゲームの運営・審判とゲーム内容の分析
  ランダムに班編制を行い、チームとしての能力の高め方について学びます
第9回 能力別チーム編成による対戦
  同等の技術レベルのチームで対戦できるように班編制し、実践力の向上について学びます
第10回 能力別チーム編成による別チームとの対戦
  班のメンバーを入替えてゲームを行うことで、対応力の向上を目指します
第11回 ランダムなチーム編成による対戦
  色々なレベルのメンバーがいることで、フォーローの仕方やアドバイスのタイミングなどについて学びます
第12回 ランダムなチーム編成による別チームとの対戦
  前回同様の班編制の中で、チーム全体のまとまりを高められるような工夫の仕方について学びます
第13回 4人制バレーボールの解説(ソフトバレーボール)
  一般的なボールやコートと異なるバレーボールを使用することで、バレーボールの楽しみ方の工夫の仕方について学びます
第14回 4人制バレーボールのゲーム(ソフトバレーボール)
  技術レベルに応じたバレーボールを楽しむためのボールの変更やルールの調整方法について学びます 
第15回 到達目標の確認

【指導方法】

対面で感染対策を十分に講じて実施します。指導方法としては自発的に学習できるようにする事、お互いに協力したり自己の責任を果たす態度を重視します。欠席や遅刻は他の人に迷惑をかけることを自覚して欲しい。
 ウォーミングアップにおいて各種ストレッチや簡単なトレーニングを実施し、バレーバールに必要な技術と体力の向上を図れるよう指導します。バレーボールに相応しい服装・靴で受講してもらいます。

【事前・事後学修】

毎授業時に基本技術のまとめと次回学習する技術の解説を行います。
事前学修では、受業内の解説やToyoNet-ACEに掲載した資料の理解を深めて、動作の習得に努めてほしい「60分」。
事後学修では、受業内で覚えた動作の反復や軽トレーニングを各自の能力に応じて実施してもらいます「60分」。
それにより、技術の向上が効果的になり、より積極的な身体活動が可能になります。

【成績評価の方法・基準】

授業への参加態度(30%)、授業内容の理解度・習熟度(30%)、身体活動への意欲・態度(20%)、他者との協調性(20%) これらの観点により評価します。
東洋大学の成績評価の基準に準拠します。
なお、授業回数の3分の1を超える欠席者は成績評価の対象としません。

【受講要件】

必ず健康診断を受診すること。なお、必要に応じて健康状態について医務室に問い合わせることがあります。

【テキスト】

必要に応じて資料をToyoNet-ACEへ掲載し、授業時に配布します。

【参考書】

『バレーボール基本を極めるドリル』松井泰二著 2015年 1620円 ベースボールマガジン社

【関連分野・関連科目】

【備考】

【添付ファイル1】
【添付ファイル2】
【添付ファイル3】
【リンク】