ミクロ経済学
担当者 益田 安良(マスダ ヤスヨシ)
年度 2025授業コード 1F10108001 科目ナンバリング
対象年次 1~4 授業形態 講義 実施形態 非対面(オンデマンド)
時間割 春水6 開講キャンパス 赤羽台(INIAD) 教室 教室未使用(未設定)
単位数 2 主たる使用言語 日本語 実務教員科目 タイプA
授業科目区分
授業回数
受講対象学科
【サブタイトル】

市場での取引数量・価格の決定メカニズム

【講義の目的・内容】

"・経済学を初めて学ぶ学生諸君に、まず経済学の基礎理論を習得してもらうことを目的とする。ミクロ経済学では、個人や企業が市場でどのように均衡に至り、価格や取引数量が決定されるのか、政府が市場にどのように関与するのかについての理論を学ぶ。 (後続科目の「マクロ経済学」では、例えば一国の経済全体の所得がどのようにして決まるのか、生産や需要とどうかかわるのか、経済政策はどのような役割を果たすのか、を学ぶ。)
・本科目は、経済学関連の他の5科目の基礎となるので、次学期以降に他の経済関連の5科目を履修したい学生は必ず履修すること。マクロ経済学よりも先に履修することが好ましい。
・講義は、ToyoNet-ACEに掲示したレジュメをもとに行う。各自、授業の前に、ダウンロードし、そのレジュメや教科書・参考書において予習することが好ましい。"

【学修到達目標】

"・需要・供給と価格・数量の関係を理解し、友人に説明できる。
・消費者余剰・生産者余剰の意味を理解し、友人に説明できる。
・政府の市場における役割を理解し、現実の経済における諸トピックとの対比で考えることができる。 "

【講義スケジュール】

"第1回:科目ガイダンス・授業運営方針、
(第Ⅰ部:イントロダクション)第1章 経済学の10大原理
第2回:第2章 経済学者らしく考える
第3回:第3章 相互依存と交易(貿易)からの利益
第4回:(第Ⅱ部:市場はどのように機能するのか)
  第4章 市場における需要と供給の作用
第5回:第5章 弾力性(elasticity)とその応用
第6回:第6章 需要・供給、及び政府の政策
第7回:(第Ⅲ部:市場と厚生)
  第7章 消費者・生産者・市場の効率性
第8回 :第9章 応用:国際貿易
第9回:(第Ⅳ部:公共部門の経済学)
  第10章 外部性(externality)、第11章 公共財と共有資源
第10回:第8章 応用:課税の費用、第12章 税制の設計
第11回:(第Ⅴ部:企業行動と産業組織)
  第13章 生産の費用
第12回:第14章 競争市場における企業
第13回:第15・16・17章 独占・独占的競争・寡占 
第14回:【期末テスト】とその解説"

【指導方法】

"・Google DriveとToyoNet-ACEにuploadしたレジュメをもとに講義を行う。(テキスト『マンキュー経済学』は、購入しなくて良いが、予習・復習時に参照することが望ましい。)
・各自授業の前日以前にダウンロードし、講義において閲覧できるようにすること。
・授業中に、あるいは授業の最後に演習問題を行う。
・14回目に期末テストを行う。"

【事前・事後学修】

"・事前学習:Google DriveまたはToyoNet-ACEからダウンロードしたPPTレジュメにて、次回講義の概要を把握し、理解が困難な場合は予め推奨されている参考書にて自習すること。取組時間の目安は30分。
・事後学習:講義後早い時期にPPTレジュメや参考書を用いて理解を確認する。取組時間の目安は60分。講義内容を理解できなかった者は、より丁寧に復習を願いたい。
・期末テスト前には、過去13回分のレジュメを読み返し、基礎概念を理解しキーワードを記憶して臨むこと。"

【成績評価の方法・基準】

"・期末テストは「選択問題」、第2回~第13回の講義内容より出題する。
・評点(配点)は、毎回の小テスト合計が40%、期末テストが60%、合計100%。
・成績評価基準は、東洋大学の基準、及び情報連携学部の基準に従う。"

【受講要件】

情報連携学部・情報連携学科1~4年。

【テキスト】

"マンキュー, G.『マンキュー経済学Ⅰミクロ編(第5版)』東洋経済新報社、2025年.(4500円+税)
(Mankiw N. Gregory, Principle of Economics(10th), South-Western Pub. (Cengage Learning), 2023.)"

【参考書】

"マンキュー, G.『マンキュー経済学Ⅱマクロ編(第4版)』東洋経済新報社,2019年.(4000円+税)
伊藤元重『入門・経済学(第4版)』日本評論社、2015年.(3000円+税)
井堀利宏『大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる』KADOKAWA、2015年.(1500円+税)
浅子和美・石黒順子『グラフィック経済学(第2版)』新世社、2013年.(2300円+税)
益田安良・浅羽隆史『四訂 金融経済の基礎』経済法令研究会、2025年.(2500円+税)"

【関連分野・関連科目】

マクロ経済学(毎年度、春・秋学期)。

【備考】

 

【添付ファイル1】
【添付ファイル2】
【添付ファイル3】
【リンク】