【サブタイトル】 |
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【講義の目的・内容】 |
明治時代(1868~1912)に西周、加藤弘之、井上円了、井上哲次郎などの啓蒙思想家が近現代日本の人文学の枠組みを構築した。井上円了は、東洋大学の前身である哲学館を東アジア、インド、ヨーロッパの思想を平等に研究する学校として創設した。井上円了の著作と井上円了の創造した哲学堂公園は世界哲学について学ぶための比較哲学の枠組みである。 |
【学修到達目標】 |
"# 哲学と研究大学の理念との密接的な関係を理解する # 井上円了の思想と東洋大学の歴史について学ぶ # 哲学堂公園について学ぶ # 比較哲学の初歩的な枠組みを知る # 仏教哲学について学ぶ" |
【講義スケジュール】 |
"内容の項目
【井上円了と東洋大学】
# 啓蒙運動と東京大学 # 東洋大学の建学精神 # 仏教活論と護国愛理 # 妖怪学 # 教育勅語、帝国巡講 # 哲学館事件(1902/1903) # 世界旅行・生涯・まとめ
【哲学堂公園と世界哲学】
# 哲学堂公園入門 # 円了の活書 # 東洋大学の四聖 # 哲学の三原点 # 仏教史 # 円了の活仏教" |
【指導方法】 |
講義式であるが、機会に応じて能動的学習(active learning)、双方向の講義(interactive lecturing)、反転授業(flipped classroom)を取り入れる予定である |
【事前・事後学修】 |
教科書の抜粋、資料、ビデオなどを事前学習させることがある |
【成績評価の方法・基準】 |
MOOCsを使用し、複数選択問題の期末試験が実施される |
【受講要件】 |
欠席4回以内 |
【テキスト】 |
"配布資料はGoogle Driveにアップロードされる。 三浦節夫『チャレンジャー井上円了:自分の運命は自分で拓け』東洋大学、2021年 https://www.toyo.ac.jp/about/founder/iecp/Publication/challenger" |
【参考書】 |
"三浦節夫『井上円了:日本近代の先駆者の生涯と思想』教育評論社、2016年 竹村牧夫『井上円了:その哲学・思想』春秋社、2017年 シュルツァ・ライナ「井上円了を活論する:東洋大学の建学精神について」『論集 井上円了』教育評論社、2019 年 Rainer Schulzer, ed. Guide to the Temple Garden of Philosophy (Toyo UP, 2019)" |
【関連分野・関連科目】 |
「井上円了と世界哲学」と「コミュニケーションの哲学」を履修する前、「哲学概論」の履修が強く推薦される |
【備考】 |
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【添付ファイル1】 |
【添付ファイル2】 |
【添付ファイル3】 |
【リンク】 |
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