異文化交渉論/コミュニケーションの哲学
担当者 シュルツァ ライナ(シュルツァ ライナ)
年度 2025授業コード 1F10140002 科目ナンバリング
対象年次 1~4 授業形態 講義 実施形態 対面
時間割 秋月5 開講キャンパス 赤羽台(INIAD) 教室 4201教室
単位数 2 主たる使用言語 日本語 実務教員科目
授業科目区分
授業回数
受講対象学科
【サブタイトル】

 

【講義の目的・内容】

〈行為〉と〈コミュニケーション〉、或いは〈為す〉と〈話す〉との関係性は複雑である。「わたしが何を為すべきか」は一般に実践哲学(倫理学)の根底的な問いとされているが、「わたしがどのように話すべきか」は十分に考察されていないことが多い。コミュニケーションの哲学は、まず第一にコミュニケーションとは何かについての理解から始まる。コミュニケーションの理論に基づき、コミュニケーションの倫理は対話、非言語、文章、デジタル等、多様な方式においてどのように行われるべきかを考慮する分野である。

【学修到達目標】

"# 行為とコミュニケーションの関係、及びその相違を理解すること
# 討議倫理について学ぶこと
# 真理、誠実さ、真正性(authenticity)等の価値を理解すること
# 公共圏と民主主義との関係を理解すること
# 報道倫理についての学習
# デジタルのコミュニケーションについての学習

"

【講義スケジュール】

"内容項目:

【コミュニケーション論】

# コミュニケーション論
# 非言語コミュニケーション論
# 言語行為論と討議倫理
# 議論と説得
# 世界の言語・言語の世界

【メディア論】

# 情報技術史
# マスメディアと公共圏
# デジタル・コミュニケーション
# 表現の自由や匿名性
# データベイランス
# ターゲティング
# エンゲージメント
# インターネット法


"

【指導方法】

講義式であるが、機会に応じて能動的学習(active learning)、双方向の講義(interactive lecturing)、反転授業(flipped classroom)を取り入れる予定である

【事前・事後学修】

教科書の抜粋、資料、ビデオなどを事前学習させることがある

【成績評価の方法・基準】

MOOCsを使用し、複数選択問題の期末試験が実施される

【受講要件】

"欠席4回以内

"

【テキスト】

学習資料は科目のドライブ・フォルダーにアップロードされる

【参考書】

"The International Encyclopedia of Communication Theory and Philosophy, ed. by Klaus Bruhn Jensen, Robert T. Craig et al. (Wiley-Blackwell, 2016)
The Handbook of Communication Ethics, ed. by George Cheney et al. (Routledge, 2011)
Communicating Ethically: Character, Duties, Consequences, and Relationships, by William W. Neher and Paul Sandin, 3rd ed. (Routledge, 2020).

"

【関連分野・関連科目】

「コミュニケーションの哲学」を履修する前、「哲学概論」の履修が強く推薦される

【備考】

 

【添付ファイル1】
【添付ファイル2】
【添付ファイル3】
【リンク】

"Bibliography: Philosophy of Communication 
https://www.oxfordbibliographies.com/view/document/obo-9780199756841/obo-9780199756841-0123.xml