コミュニティ形成論A/インフラ・サービス論Ⅰ
担当者 後藤 尚弘(ゴトウ ナオヒロ)
年度 2025授業コード 1F10308101 科目ナンバリング
対象年次 2~4 授業形態 講義 実施形態 非対面(オンデマンド)
時間割 春火2 開講キャンパス 赤羽台(INIAD) 教室 3114教室
単位数 2 主たる使用言語 日本語 実務教員科目
授業科目区分
授業回数
受講対象学科
【サブタイトル】

インフラ=社会の基盤、

【講義の目的・内容】

インフラとは、インフラストラクチャ、すなわち基盤として下支えする(infra)構造(structure)の略称である。本講義では、今日の社会の基盤を広い意味でのインフラとして捉えて学習する。その中には、地球が元々有している基盤である天然資源、生態系、環境も含まれるし、その自然を食料生産に利用する農業、人間社会の維持のために必要な道路、堤防、上下水道のような人工的な施設も含まれる。さらに、人間が形成する社会の仕組みもインフラである。これらさまざまなインフラについて、その基本的な考え方と実態を学ぶと共に、われわれの社会の基盤の保全、ICTの活用について理解する。

【学修到達目標】

"講義を通じて、以下のことを理解する。
・自然系インフラの役割と環境の保全
・代表的な施設系インフラの機能と構成
・ICTがもたらす新たな社会基盤のしくみ
これらを通じ、インフラの役割と特性を理解し、持続可能な社会への方策をみずから考える能力を養う。"

【講義スケジュール】

"(1) 社会を支える基盤としての自然資源:人間社会の根本的な基盤(インフラ)としての自然資源の必要性
(2) 自然インフラとしての生態系と森林:酸素を作り出し生命を支える自然インフラである森林の役割。
(3) 環境への負荷の考え方:環境への負荷とは何か?直接環境負荷と誘発環境負荷とは?
(4) 農業基盤を利用した食料生産と革新:増える世界人口を支える食料の賢い生産と消費
(5) 都市インフラに必要な資源:鉄やセメントの需要増加と循環利用
(6) 都市計画の基本的な考え方:都市計画の目的と制度、新たな都市の構造
(7) モビリティインフラ:道路ネットワークと交通システム
(8) 防災インフラ:水害を防ぐための堤防とダム、地震対策
(9) 上水道インフラ:水道による安全な水供給の技術とシステム
(10) 下水道インフラ:下水道の役割と仕組み、水環境保全
(11) 都市廃棄物の管理と排出抑制:廃棄物の収集と処理に必要なインフラ、廃棄物の発生の予防
(12) ICTが変える社会の基盤:モノからサービス主体の社会への転換
(13) 都市内の熱マネジメント:夏の暑さの緩和と冬の熱利用のための対策
(14) 自然インフラによる快適な都市環境作り:自然の機能を用いた快適な環境創造"

【指導方法】

講義方式で行う

【事前・事後学修】

反復学習が必要である

【成績評価の方法・基準】

"各回に行う小テストの評点に基づく
5回の欠席で単位取得の資格を失う
東洋大学の成績評価基準に準拠する。"

【受講要件】

なし

【テキスト】

講義資料は電子的に配付される。

【参考書】

 

【関連分野・関連科目】

 

【備考】

 

【添付ファイル1】
【添付ファイル2】
【添付ファイル3】
【リンク】