【サブタイトル】 |
ユーザエクスペリエンスデザインの基本的考え方とスキルを身につける |
【講義の目的・内容】 |
本講義では、ユーザエクスペリエンス(UX)、ユーザインタフェース(UI)について、特にコンピュータサイエンスの視点から必要な、基本的考え方とスキルをつけることを目的とする。コンピュータについては、黎明期の頃から、単に計算をする機械ではなく人間の思考を拡張するものとしての発想があり、それが現在のWWW、ユビキタス環境、実世界指向UI等につながっている。その歴史、および展開を学ぶことで、新たな発想へとつなげる基本的な考え方を身につける。さらに、その中で生まれた情報視覚化、情報検索などUX分野と関連する重要な領域についても基礎的な知識を身につける。 |
【学修到達目標】 |
UX/UIの設計を行うのに必要な基本的考え方を身につけるとともに、自らWebサービス等を実装するのに必要な方法論、技術的な基礎知識を身につける。 |
【講義スケジュール】 |
"01 ガイダンス、UI/UXとは 02 人間中心設計 03 コンピュータの歴史とUX(1) (人間の思考を拡張する機械としての源流) 04 コンピュータの歴史とUX(2) (ウィンドウシステム) 05 コンピュータの歴史とUX(3) (Webの登場から現在まで) 06 Webサイトの設計(1) (デザイン思考をベースに) 07 Webサイトの設計(2) (ソフトウェア方法論の観点から) 08 中間まとめ 09 情報視覚化(1) (階層構造の視覚化など) 10 情報視覚化(2) (動きを中心に) 11 情報検索とUI(1) (情報検索について) 12 情報検索とUI(2) (レコメンデーションなど) 13 人工知能とUX 14 IoT、AR/VR、人間拡張 15 テスト" |
【指導方法】 |
オンライン教材を利用し、ある程度事前に学習していることを前提に、より具体的な説明、その場での課題実施などを行う。 |
【事前・事後学修】 |
事前に、適宜オンライン教材に目を通しておく。ただし特に事後学習を重視し、授業中に理解できなかったことや完了しなかった課題はオンライン教材で、次回授業までに十分に理解しておくこと。 |
【成績評価の方法・基準】 |
成績は授業への積極的な参加と課題提出状況、テストにより総合的評価をする。 |
【受講要件】 |
授業内課題はパソコン利用を前提とする。1年次の必修科目コンピュータサイエンス概論Ⅰ、Ⅱの理解を前提とする。原則として対面参加を必須とし、やむを得ない場合にハイブリッド授業とする場合がある。 |
【テキスト】 |
MOOCs上で提供。 |
【参考書】 |
各回により、必須ではないがさらに深く勉強するための参考図書はあるので、授業内で個別に紹介する。 |
【関連分野・関連科目】 |
ユーザ・エクスペリエンス演習Ⅰ、Ⅱ |
【備考】 |
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【添付ファイル1】 |
【添付ファイル2】 |
【添付ファイル3】 |
【リンク】 |
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