コンピュータ・システム論C/コンピュータ・ネットワーク論Ⅰ
担当者 川原 亮一(カワハラ リョウイチ)
年度 2025授業コード 1F10240101 科目ナンバリング
対象年次 2~4 授業形態 講義 実施形態 対面
時間割 春水3 開講キャンパス 赤羽台(INIAD) 教室 3205教室
単位数 2 主たる使用言語 日本語 実務教員科目
授業科目区分
授業回数
受講対象学科
【サブタイトル】

コンピュータネットワークの高度なトピック

【講義の目的・内容】

この講義では,コンピュータネットワークの高度なトピックを学びます.コンピュータネットワークでは,想定されるアプリケーションが快適に動作するように通信サービス品質 (quality of service: QoS)を保つ必要があります.そのようなネットワーク設計・運用のための,ネットワークシミュレーション,ネットワーク分析,ネットワーク最適化などに関する数理的手法を中心に学びます.また,仮想ネットワーク,ICN (Information Centric Networking),ネットワークへのAI活用といった新たなネットワーク技術に関するトピックも学びます.

【学修到達目標】

"・ネットワークシミュレーション,ネットワーク分析,ネットワーク最適化などに関する仕組みや理論を理解し,簡単な例題に対して応用できること
・新たなネットワーク技術についてもその仕組みを理解できるようになること"

【講義スケジュール】

"第1回 コンピュータネットワークにおける課題とアプローチ(導入編)
第2回 コンピュータシステムの性能分析(解説)
第3回 コンピュータシステムの性能分析(応用)
第4回 ネットワークシミュレーションによる性能評価
第5回 シミュレーション実験(基本編)
第6回 シミュレーション実験(TCP/IPネットワーキング実験)
第7回 ネットワーク分析(理論)
第8回 前半のまとめ・復習
第9回 ネットワーク分析(応用)
第10回 ネットワーク最適化(理論)
第11回 ネットワーク最適化(応用)
第12回 ネットワークの新しいトピック(CDNとICN)
第13回 仮想ネットワーク(解説)
第14回 仮想ネットワーク(mininetを用いた実験)
第15回 ネットワークの新しいトピック(AI活用)
第16回 後半のまとめ・復習

※講義内容は,授業の必要性などに応じて変更されることがあります.また,感染症等の状況に応じて,まとめ・復習回は変更される場合があります.
"

【指導方法】

講義と輪講形式を中心とする.また,講義の中で,適宜,実験を行ったり,課題提出内容等に関するプレゼンテーションを行ってもらう場合があります.

【事前・事後学修】

各講義前に(輪講などのための)課題資料を読んでくること,課題を解いて提出することを前提とする.

【成績評価の方法・基準】

課題・レポート等により総合的に評価する.なお5回以上欠席した場合には,理由の如何を問わず,単位は習得できません.

【受講要件】

"・コンピュータ・ネットワークの基礎(特にTCP/IPの基礎)を理解している前提で講義を進めます.
・英語の資料を読んで理解できること.
・自分のPCにおいて,Linuxマシン(あるいはVirtualBoxなどを利用してWindows PC上でLinuxマシンを動作させる等)にシミュレータなどをインストールして実験環境を自分で構築できること.また,Pythonなどを用いた数値実験を行うスキルを有すること"

【テキスト】

各授業において,必要に応じて提示する.

【参考書】

必要に応じて授業内で紹介します.

【関連分野・関連科目】

 

【備考】

 

【添付ファイル1】
【添付ファイル2】
【添付ファイル3】
【リンク】