【サブタイトル】 |
コンピュータネットワークの高度なトピック |
【講義の目的・内容】 |
この講義では,コンピュータネットワークの高度なトピックを学びます.コンピュータネットワークでは,想定されるアプリケーションが快適に動作するように通信サービス品質 (quality of service: QoS)を保つ必要があります.そのようなネットワーク設計・運用のための,ネットワークシミュレーション,ネットワーク分析,ネットワーク最適化などに関する数理的手法を中心に学びます.また,仮想ネットワーク,ICN (Information Centric Networking),ネットワークへのAI活用といった新たなネットワーク技術に関するトピックも学びます. |
【学修到達目標】 |
"・ネットワークシミュレーション,ネットワーク分析,ネットワーク最適化などに関する仕組みや理論を理解し,簡単な例題に対して応用できること ・新たなネットワーク技術についてもその仕組みを理解できるようになること" |
【講義スケジュール】 |
"第1回 コンピュータネットワークにおける課題とアプローチ(導入編) 第2回 コンピュータシステムの性能分析(解説) 第3回 コンピュータシステムの性能分析(応用) 第4回 ネットワークシミュレーションによる性能評価 第5回 シミュレーション実験(基本編) 第6回 シミュレーション実験(TCP/IPネットワーキング実験) 第7回 ネットワーク分析(理論) 第8回 前半のまとめ・復習 第9回 ネットワーク分析(応用) 第10回 ネットワーク最適化(理論) 第11回 ネットワーク最適化(応用) 第12回 ネットワークの新しいトピック(CDNとICN) 第13回 仮想ネットワーク(解説) 第14回 仮想ネットワーク(mininetを用いた実験) 第15回 ネットワークの新しいトピック(AI活用) 第16回 後半のまとめ・復習
※講義内容は,授業の必要性などに応じて変更されることがあります.また,感染症等の状況に応じて,まとめ・復習回は変更される場合があります. " |
【指導方法】 |
講義と輪講形式を中心とする.また,講義の中で,適宜,実験を行ったり,課題提出内容等に関するプレゼンテーションを行ってもらう場合があります. |
【事前・事後学修】 |
各講義前に(輪講などのための)課題資料を読んでくること,課題を解いて提出することを前提とする. |
【成績評価の方法・基準】 |
課題・レポート等により総合的に評価する.なお5回以上欠席した場合には,理由の如何を問わず,単位は習得できません. |
【受講要件】 |
"・コンピュータ・ネットワークの基礎(特にTCP/IPの基礎)を理解している前提で講義を進めます. ・英語の資料を読んで理解できること. ・自分のPCにおいて,Linuxマシン(あるいはVirtualBoxなどを利用してWindows PC上でLinuxマシンを動作させる等)にシミュレータなどをインストールして実験環境を自分で構築できること.また,Pythonなどを用いた数値実験を行うスキルを有すること" |
【テキスト】 |
各授業において,必要に応じて提示する. |
【参考書】 |
必要に応じて授業内で紹介します. |
【関連分野・関連科目】 |
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【備考】 |
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【添付ファイル1】 |
【添付ファイル2】 |
【添付ファイル3】 |
【リンク】 |
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