ユーザ・エクスペリエンス演習Ⅲ/情報連携デザイン演習ⅣB/情報連携デザイン演習ⅢB
担当者 石川 徹(イシカワ トオル)、神場 知成(カンバ トモナリ)
年度 2026授業コード 1F10264101 科目ナンバリング
対象年次 3~4 授業形態 演習 実施形態 対面
時間割 春月4 開講キャンパス 赤羽台(INIAD) 教室 講義室
単位数 2 主たる使用言語 日本語 実務教員科目
授業科目区分
授業回数
受講対象学科
【サブタイトル】

エクスペリエンス評価演習 〜ウェブサイトのユーザーエクスペリエンス調査〜

【講義の目的・内容】

本演習では、ウェブサイトを対象として、ユーザーによる実際の利用場面を想定したエクスペリエンス評価をおこなう。具体的には、まず評価の対象とするウェブサイトを各自で選定し、その特徴(デザイン面でのいい点や課題点)を整理するとともに、どのようなユーザーエクスペリエンスをどのように評価したいかという調査の目的を定める。そのもとで、エクスペリエンス評価の方法と手順を決定し、受講学生を対象に評価データを集め、得られた評価データを分析する(グラフの作成や統計的なデータ分析など)。最後に、評価データの分析結果と考察にもとづいたデザイン改良のアイデアをまとめることで、ユーザーエクスペリエンス評価の一連のプロセスを演習形式で体験する。

【学修到達目標】

エクスペリエンスデザインにおいて重要な位置を占めるユーザー体験の評価について、調査・分析・フィードバックというサイクルを演習を通して実際に経験し、デザインおよびユーザーエクスペリエンスの評価を客観的な調査データにもとづいて進める楽しさを理解することを目標とする。ユーザー調査を自分で計画・実施するとともに、他の学生のユーザー調査に回答者として参加することで、エクスペリエンス評価の初歩的な経験を得ることを目指す。また、自分で集めた評価データを対象に統計的なデータ分析をおこない、得られた結果を表やグラフで視覚化することも経験する。

【講義スケジュール】

"第1回 イントロダクション、評価対象ウェブサイトの選定1(どのようなサイトをなぜ評価したいか)
第2回 評価対象ウェブサイトの選定2(評価するユーザーエクスペリエンスの議論)
第3回 何をどのように評価するか1(評価対象ウェブサイトの特長と課題点の整理)
第4回 何をどのように評価するか2(調査の目的と方法の設定)
第5回 評価方法の立案と選定(質問項目の作成とインタビューの計画)
第6回 中間発表1(進捗状況の報告と今後の計画)
第7回 中間発表2(進捗状況の報告と今後の計画)
第8回 評価データの収集1(エクスペリエンス評価の実施)
第9回 評価データの収集2(エクスペリエンス評価の実施)
第10回 評価データの分析1(評価データの整理と分析内容の)
第11回 評価データの分析2(データの分析と結果の考察)
第12回 発表用スライドの作成
第13回 最終発表1(演習成果のまとめと発表)
第14回 最終発表2(演習成果のまとめと発表)
第15回 最終成果レポートの作成
※第6回と第7回は春学期通常授業期間の中で別途指定した曜日時限に対面で実施します。"

【指導方法】

"毎週の演習課題に取り組むために必要なエクスペリエンス評価に関する知識や方法について演習時間内に説明をおこなう。その説明をもとに毎回の演習時間内で与えられる課題に対して各自で演習作業を進め(毎週のレポート課題の提出)、中間発表、最終発表をおこない、学期末に最終成果レポートをまとめる。各学生の作業や進捗状況について演習時間内にフィードバックを行う。質問などは授業後の教室や講義Slackで随時受け付ける。
"

【事前・事後学修】

事前学修としてMOOCs掲載の資料に目を通してその週の演習テーマと内容を理解し、自分の学習目標と疑問点を整理して授業に臨むこと(60分程度)。また事後学修として講義資料をもとに各回の演習内容を復習し、参考書等を読みながら、エクスペリエンス評価のデザイン、実施、分析、まとめに関するさらなる作業に取り組むこと(60分程度)。

【成績評価の方法・基準】

最終成績は授業参加度(出席)および毎週の演習課題の提出状況(20%)と中間発表、最終発表、最終成果レポートの得点(80%)を総合的に考慮して、東洋大学の成績評価基準に準拠して評価する。

【受講要件】

ユーザ・エクスペリエンス科目群の3年次の必修科目「UXデザインII:ユーザーエクスペリエンス評価」を同時に受講すること、およびユーザーエクスペリエンスについて広くユーザーの視点から考えるための興味と問題意識をもちながら受講することを推奨する。

【テキスト】

 

【参考書】

"たとえば、
『UXデザインの教科書』安藤昌也(著),丸善出版,2016.
『心理学マニュアル観察法』中澤潤,大野木裕明,南博文(編),北大路書房,1997.
『心理学マニュアル質問紙法』鎌原雅彦,宮下一博,大野木裕明,中澤潤(編),北大路書房,1998.
『心理学マニュアル面接法』保坂亨,中澤潤,大野木裕明(編),北大路書房,2000.
など。"

【関連分野・関連科目】

エクスペリエンス評価で用いる具体的な手法については講義「UXデザインII:ユーザ・エクスペリエンス評価」においてくわしく説明する。また評価データの分析にあたっては「情報連携のための確率・統計学1, 2」などの講義の基礎的な内容を理解していることが望ましい。

【備考】

 

【添付ファイル1】
【添付ファイル2】
【添付ファイル3】
【リンク】

<本学の授業について>
 本学では、13週の通常授業期間内で13回の通常授業及び、その他に2回分のオンデマンド授業等を開講する形態を採用しています。各回の教室内授業は90分で実施され、合計15回分の授業時間を担保する講義スケジュールを基本としています。
※一部科目では、授業期間、授業回数および授業形態等が異なる場合がありますので、授業の詳細はシラバス等で必ず確認してください。

[注]
 教員の指導のもとで、事前・事後学習を含めて1単位45時間の学修時間を担保することが求められます。
 なお、本学では、大学設置基準等の法令に基づき、年間35週以上の授業日程(学年暦)を定め、通常授業期間のほかに、T-Weeksにおける特別授業期間、夏季・春季セッション期間における集中授業等を実施する授業日程としております。